精神障害ピアサポートシステムに思うこと

ピアサポートは最近知ったが、私は高校のときに読んだ五体不満足完全版の加筆部分を思い出した。
「障害者は障害者関係の仕事しか…」みたいな。で、たしか乙武氏は一時彼じゃなくても出来る無難なライターをしていたはず。本読んだの昔過ぎて忘れたけど
(今は別のところで有名な方になってしまったが)

話は戻り境界性ピアサポートは講習受けたあと無償で働くことが条件。できないし、やらないけど…精神病棟看護師って危険手当つくんだよ。運営側は安く使えそうだし慢性的人手も解消されて一石二鳥かななんて算盤弾きたくなるわ。

アメリカでは精神障害ピアサポートで性的暴行?がおこったけどスタッフが自主的に主体的に対処しました?美談じゃないだろうよ。日本円換算で1300円でそんな危険な環境で働いてんのを日本に導入しようとすんなな。また別の精神障害患者に逆戻りしかねないじゃん…。パチ屋店員のほうがマシな環境レベル。

これって結局本質は元障害者も一般社会からはじくシステムとも見れるよね。いや…それなら普通にクローズで働きたい、今までもそうしてきたし。どうか強制になりませんように。

しかも無償のやつ考えた人は中井久夫氏の言ったボランティアの病理?を知らないのか…。知ってて導入してるなら悪魔だ。他人に変わることを要求しがちな元境界性に無償奉仕させるなんてどうかしてる。

ボランティアは他人も無償奉仕すべきって妄想を持つことがあるし、患者側は相手が無償だと知ると言いたいことが言えないんだよ。
誰も得しないよ…いや医療費削減したい役人と人手不足で悩む施設運営側と、精神疾患接触したくない一般人は嬉しいだろうな。

ひっでぇクソシステムだな。ガン患者のピアサポートで問題が既に出てるみたいだし、病人のためでも元病人のためでもない楽して儲けたい部外者が笑う悲しいシステムだ。