白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

共通番号いらないネットHPに『マイナンバーから改憲へ』広告バナー掲示

 先日、ご好評の大塚英志著『マイナンバーから改憲へ』をマイナンバー違憲訴訟判決の報告集会にて出張販売させていただくことになり、会場にお邪魔してきました。

 主催の共通番号いらないネットの皆様は、すでに10年近くこの問題に取り組んできておられる方々で、新参の小社はおずおずと参加したのですが、たいへんあたたかく迎え入れてくださいました。

 しかも、共通番号いらないネットさんのホームページに『マイナンバーから改憲へ』の広告バナーを掲示してくださるというお話までいただいて、「えっ、そんなによくしてもらっていいの?」と恐縮することしきりの小社。

 でも、有り難くお願いをしてきました。

 共通番号いらないネットさんのHP↓

マイナンバーはいらない (bango-iranai.net)

 ホームページの右列に『マイナンバーから改憲へ』のバナーが掲示されました。結構大きい扱いです。ありがとうございました。

 このバナーは小社ホームページの『マイナンバーから改憲へ』の書誌データのページにリンクしています。クリックすると小社HPに飛んで行く仕掛けです。

 

写真は3/24日付東京新聞に出した広告。

 

大塚英志『マイナンバーから改憲へ』刊行!

大塚英志著『マイナンバーから改憲へ──国会で50年間どう議論されたか』〈白澤社ブックレット1〉が発売となりました。

 

マイナンバー制度ってよくよく調べてみると自民党改憲案と、とてもよく似ているんだよねという話、その他」

書誌データはこちら→ マイナンバーから改憲へ | 白澤社 (hakutakusha.co.jp)

 

任意であるはずのマイナンバーカードを、健康保険証を廃止してまで国民に持たせようとする現政府の強引なやり方に批判の声があがっています。ですが、問題はカードとしての利便性やシステムの不具合だけなのでしょうか。著者は、マイナンバー制度の問題はそれによって変化する社会や国家なのだと指摘します。マイナンバー制度がスーパーシティ、大阪万博自民党改憲案とも繋がっていることを明らかにします。

 

現代の社会と文化のクリティーク〈白澤社ブックレット〉創刊号、ぜひご購読ください。

明日はミモザの日――国際女性デー

明日は、国際女性デーですね。ミモザの日ともいうそうです。

3月8日、女性にミモザの花を贈るイタリアの習慣からその名が生まれたとか。

ミモザの花束に本も沿えると、いっそう素敵な贈り物になります。

黄色いミモザの花と『結婚の自由』(左)、『事実婚夫婦別姓社会学』(右)。

本の詳細とご注文は白澤社ホームページへ。↓

結婚の自由 | 白澤社 (hakutakusha.co.jp)

〔改訂新版〕事実婚と夫婦別姓の社会学 | 白澤社 (hakutakusha.co.jp)

なお、ミモザの花は白澤社では扱っておりません。

 

バレンタインデーに『天狗説話考』を!

 今日はバレンタインデーでしたね。プレゼントには定番のチョコもいいですが、本もすてきな贈り物になります。

 いま天狗好きの皆様にご評判の『天狗説話考』(久留島元著)は賑やかな装幀といい、京都新聞、『月刊ムー』、東京新聞で取り上げられた話題性といい、プレゼントにぴったり!

 サイズ感といい、読みやすさと言い、内容の濃さといい、いわば、カカオの風味が濃厚でそれでいて口当たりはあくまで優しく……といった感じで、義理チョコにもお手頃です。

 今年のバレンタインデーはチョコをつまみながら白澤社の天狗本を読んでお過ごしください!

『天狗説話考』は全国の主要書店で好評発売中です。

天狗説話考 | 白澤社 (hakutakusha.co.jp)

 

東京新聞で『天狗説話考』書評掲載!

東京新聞2月10日付朝刊に『天狗説話考』(久留島元著)の書評が掲載されました。

田口洋美さん(東北芸術工科大名誉教授)執筆の書評が「言葉が偶像を生むプロセス」という見出しで掲載されました。

素敵な文章です。ぜひご一読ください。

東京新聞さんのサイトは下記↓

<書評>『天狗(てんぐ)説話考』久留島元(くるしま・はじめ) 著:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

『天狗説話考』は全国の主要書店で好評発売中です。

天狗説話考 | 白澤社 (hakutakusha.co.jp)

 

『月刊ムー』で『天狗説話考』紹介!

『ムー3月号』で『天狗説話考』(久留島元著)が紹介されました。

星野太朗さん執筆のBOOK GUIDE欄で「天狗とは何かを、丁寧に考察した解説書」という見出しでていねいに紹介していただきました。本書の特徴が明快に描き出されています。ぜひご一読ください。

なかでも面白かったのが著者の紹介で、

著者の久留島元氏は、国文学博士で、博士論文にしてから「「天狗説話」の研究(同志社大学)」であったという「天狗の申し子」。

「天狗の申し子」とは、天狗一筋20年の久留島さんにぴったりですね。

なお、ご好評のため書店店頭で在庫僅少となりつつあるレアグッズ『天狗説話考』がプレゼント本の対象になっています。書店さんで『天狗説話考』を探しても見つからなかったという方は、代わりに『ムー3月号』を買って応募してみるのもいいかもしれません。締め切りは3月5日まで、お二人限定です(小社内ですらレアグッズ化しているのでご容赦)。

朝里樹さんの連載「都市伝説タイムトリップ」や吉田悠軌さん解説・監修のリレー記事「怪談連鎖」も読める『ムー』の版元さんのサイトは下記↓

ムー|株式会社ワン・パブリッシング (one-publishing.co.jp)

3月号には福岡・荒木家所蔵の妖怪絵巻も紹介されています。

プレゼント本のご応募は小社にではなく、『ムー』誌とじ込みのはがきでムー編集部さん宛にお願いします。『天狗説話考』は小社内でもレアグッズなので。

 

天狗説話考 | 白澤社

『京都新聞』で『天狗説話考』紹介!

2024/1/25付『京都新聞』で『天狗説話考』(久留島元著)が紹介されました。

「天狗、妖怪か神様か」と見出しを付されたインタビュー記事から引用します。

 幼少期から水木しげるさんが好きで、妖怪やお化けに関心があった。その世界に近づくために、大学では文学部で説話を学んだ。民俗学がリードしてきた妖怪研究だが「誰によって、どのように語られ、どう受け入れられたのか。文学研究からアプローチすれば考えることができる。」

久留島さんは水木漫画から妖怪に魅かれたのですね。『天狗説話考』4頁には水木しげるの代表作『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズより『妖怪大裁判』に登場する天狗の絵が挿入されています。

 大学院へ進み、次第に天狗研究に専念するようになる。「古い時代からずっと語られるのは鬼と天狗くらい。鬼の世界は際限がなくて難しいけれど、天狗はぎりぎり一人で追えそう」と20年近く研究を重ねてきた。

天狗一筋20年の成果が詰まった『天狗説話考』は全国の書店で好評発売中です。

天狗説話考 | 白澤社 (hakutakusha.co.jp)