ぶつぶついっていても・・・

いつの間にか小中学生の夏休みも終わり、9月ですね。暑い暑いと毎日いいながら、かなり元気に過ごしております。

やけくそのように、バドミントンに行き、滝のような汗をかいて・・・、で、いったい私はなにをめざしているのか・・・と、ふと我に返ったり。試合に出るのも40歳までかなぁ・・・、なんて思っていたのに、あっというまにそれもとっくに過ぎております。引っ込みがつかないけれども、そろそろ引っ込んだ方がいいのかも?とか思いますが、それじゃあ何をしましょうかねぇ。

今日は、本当に久しぶりに雨が降りました。スコールみたいにときどき激しく降る・・・。日本もほとんど熱帯地方になってきているように感じます。庭はジャングルと化し、マラリヤになりそうなくらいたくさんいる蚊に刺されながら、毎日必死の水やり。さまざまな虫がやってきて、バラの新芽は風前のともしびです。

イングリッシュガーデンなんか目指しても、到底無理というトロピカルなムード・・・。それでは、と最近は食べた輸入果物から種を採ってトロピカルガーデンの構成員をゼロから育てるプロジェクトが進行中です。そのうち、庭のシンボルツリーがパパイヤ!なんていうことになるかもしれません。

それもまた、楽しいかなぁ・・・。

私は本当に枯らすのが専門のなんちゃってガーデナーなのですが、あえて不得意分野に挑戦しているというのが現実です。それがなぜなのか・・・自分でもよくわからない。案外よく見ている相方に、もっと自分が楽しいことをやればいいじゃない!といわれて、とても悲しい気持ちになったのが昨年の夏の旅行の時・・・。あれから何も解決していない・・・。

♪何が君の幸せ?
何をして喜ぶ
わからないまま終わる
そんなのはいやだ・・・♪

やなせたかしさんは、偉大だとアンパンマンの曲を口ずさみながら思うわけです。

なんだか最近、街角のウインドーに映る自分の顔がとても歪んでいるのがきになるのです。朝洗面所の鏡に映っている顔と全然違う・・・。こんな顔して、私は街を歩いているんだ・・・と、愕然。自分が楽しいことって何か、よくわからないのです。

せっかく子どもたちも自立したのだから、ここから先は自分の心地よいことだけやって生きていこうと決心したいのですが、何かが不安でそれができない。そして今のところ、それを自分で解決できない・・・わけです。

でも、これはきっと、解決しない。
そのときそのときの、小さな楽しさを一生懸命楽しもうと思って、いろいろなことに首を突っ込んでみていますが、気を紛らわしているだけなのかも・・・とおもうこともあったりするのです。

自分が納得できていると思えない、といわれてそうかも・・・と思うのは、やっぱり納得していないからでしょうしね。

いくつになっても、難しい年頃ってやつかもしれないんですがね。

ヒカリエ プレオープン

三階にあるABISTEは、キラキラの小物がいろいろ。
iphoneカバーやスマホのケース、PASMOのケースもかわいいのがいっぱい。パステルカラーのアクリルを何層にも貼りあわせたバッグチャームがとってもかわいくて…。エンジェルが飛んでいたので、グッとこらえて写真のミラーにしました。

キラキラは控えだけれど、大人のムード。アールデコっぽいところが気に入りました。

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エンジェルちゃんもかわかったんだけどなぁ…。
PASMOのケースも便利なんだけれど…。

今日はオープンで、大にぎわいでしょう。
京都から初出店のお店で、ゆっくりお茶したいなぁ・・。

少し落ち着いた頃、またゆっくり遊びにいこうと思います。

ABISTE http://www.abiste.co.jp/new/index.html

犬養先生

進行性核上性麻痺と診断されて、4年?余命3年とか言われた記憶があるのですが、いたって元気です。ちょっと最近は足腰が弱ってきているようですが、それは生活パターンのせいなのではないかと思います。

本も最近はあまり読んでいないようで・・・。ボーっとしている時間帯が増えている感じもしますが、いろいろなお話ができるので楽しいです。

今日は突然中学生の時の話に・・・。バスで席を譲らなかったことが先生にばれて学校で注意されたけれど、だからといって急に譲るようになるのも変なのでそのまま押し通したということ。偶然見た人に名前がばれるという、地域ではかなり有名な大家族だったのでしょう。なにしろお兄さんが7人いたのですから。


横浜有隣堂 九男二女の物語

横浜有隣堂 九男二女の物語

そして犬養先生に作文をほめられた話に。朝の三渓園の様子を作文に書いたら、犬養先生にとても気に入られたということでした。漢語がお好きでなかった先生が、父が使った漢語に追加の点数をくださって104点をいただいたそうで、その後も長きにわたって、生徒が集う機会には珍しく父も顔を出していたようです。

犬養先生というのは、万葉学者とされてる犬養孝氏です。

何年ごろの話は聞き出せませんでしたが、父の住んでいた温泉地の家に犬養先生がお越しになったということでした。そのときに、「これを育てると万葉集にも出てくる花が咲くから…」といってはまゆうの球根をくださったそうです。父はそれを植えたのですが、枯らしてしまったようで花が咲いた記憶はないということでした。

万葉集 はまゆうを詠んだ歌

ゆっくりのんびり話を聞いていると、こんな素敵な話がぽっと出てくるのです。
そんな時間がどんなにかけがえのないものなのか、身にしみて感じる昨今です。

桜も咲くし、三渓園に行こうと誘ってみたのですが、
「行きたい気もするけれど、行かない・・・」とのこと。思い出が強すぎて、行かれないんだそうです。

そういう心境になるのですね、父上・・・。