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2011-01-10 新成人に贈る言葉

今日は、成人の日ですね。駅前には、晴れ着やスーツで正装した若者やその親御さん達がたむろしてました。でも、去年に比べて晴れ着の人も少ない気がします。これも少子化のせいかなとか思ったりもしますが。来年は、我が身ということで長女が成人式を迎えます。「ほんまかいな?」って思います。(笑)

今朝も朝早くから携帯にメールが届いて「一体、何事?」と思いながら開いてみると、見間違うほどの美しい女性の晴れ着姿の写メールが届いてました。すごく綺麗。いつも教室を手伝ってくれている大学生からでした。「馬子にも衣装でしょ?」なんて書いてあって、思わず「土台がええから似合うんよ。今日から大人の仲間入りやね。おめでとう。」と返事を書きました。成人式だと知っていたら前もって何かお祝いをしてあげたら良かったなと。ほんと普段からそういうことには、疎くてというか、人の年を聞くと自分の年を嫌でも気づかされてしまうので、極力、地雷は踏まないようにしてます。(笑)

20歳で成人として認められ、大人としての責任や自覚を促されるわけですが、20歳でもいろんな20歳がいる。19歳と20歳でどこが変わるのか...昨日まで子供で20歳になったとたんに大人?そんなんありえへん!と思います。大晦日から元旦になっても気持ちを改めるのは自分で、そんな自分を取り巻く環境は、何1つ変化はないんですから。朝が来ればまた新しい1日が始まり、夜になればどんな1日もあっけなく終わる。どんどんそれが積み重なって自分も年齢を重ねていくだけ。人に頼るばかりではなくて、自分は、どんな1日を過ごすのか、どんな1年にするのか、したいのか、そんなことを自分できちん考えて行動していかないことには、何も成長はないし、いつまでも依頼心の強い子供のままです。

誰かに支えられるのと頼り切るのとは違うと思っています。人は誰かに支えてもらわなければ生きてはいけないし、互いに支え、支えられる関係が結べるから人は対等でいられるんだとも思います。うちでも毎日のように成人式の着物レンタルのハガキやパンフレットが届いて、中を一緒に見ながら娘に「年だけ食って成人式だけやったって大人にはなられへんねんよ。その日から周囲の見る目が変わるってことやから、今までのように誰も子供扱いはしてくれないし、甘やかせてはくれへん。自分で自分の責任は全部取らなあかんようになる。それに耐えられるだけの自分にならんとあかんねん。」そんな説教をしたりします。娘は、半分上の空ですけど、ただ成人式の日に暴れる新成人のニュースを見ると、「何、考えとんや。アホやん。」と怒ったりしてますからそれなりの常識は、わきまえているみたいですが。

少子高齢化が急速に進んでいる世の中で、超氷河期の就職戦線、不景気の底も見えない。そんな世の中に新成人として社会の荒波に放り込まれて生きること自体が大変な気さえします。若さで乗り切れる部分もあるけれど、若さゆえに跳ね返されてしまう部分もある。今の若者は、おしなべてクールで諦めが早い。諦めるのはいいけれど、いつかリベンジするべく、虎視眈々と努力して時を見てるという雰囲気でもない。どこへ行っても何をしても自力で壁を乗り越えようとする強い気持ちがなくて、スマートに生きようとする。でも、きっと今のような世の中では諦めてばかりいると、選択肢はどんどん減って来るし、必ず八方ふさがりになる。しかも努力した分しか人は力にできないと来てる。大変ですよね。大人達もみんな必死ですもん。若さがほんとに羨ましい。そのパワーが欲しいって思います。

荒波だからこそ自分をしっかり持って、自分の進むべき道を自分で探す。何度失敗してもいい、簡単に諦めたらダメ。生きてる限り何度でもやり直せるから。早く一人で生きて行けるだけの力をつけなさい。そのために今、何をすればいいのかをゆっくり考えて、できることから1つずつやっていく。その積み重ねが自分の人生を作って行くんだと思うよ。人生には大きな忍耐と努力が必要だけど、それをやり遂げた時、その何倍も楽しいことが待ってる。自分の生き方を決めるのは自分しかない。どんな自分になりたい?いつも娘達に言っている言葉を今日、大人の第一歩を踏み出した人達にも贈りたいと思います。今日まで大事に育てて大きくしてくれた親に感謝してね。(^_-)

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