Dreamzone

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2011年のアイドル界を振り返る(1)総論

 個人的に2〜3年前のアイドル界への印象というのは「停滞感と閉塞感」でした。それは斜陽気味のハロプロ系とアラサー世代のグラドルが幅を利かしていた現状からくるものでした。そして2011年。アイドル界はすっかり様変わりして「AKB系一色」になりましたが、今度はAKB系の独占(音楽、グラビア等すべてのジャンル)による「停滞感と閉塞感」を感じる1年でした。
 特に歌系アイドルは昨年から「アイドル戦国時代」という言葉が良く聞かれるようになりましたが、現実は「AKB帝国」に他のアイドルユニットが「ゲリラ戦」を仕掛けているという状況。しかし、スマイレージを脱退した小川紗季ちゃんや前田憂佳ちゃんは「戦死者」と言えなくないし、「AKB帝国」にしろSDN48の来春の全員卒業は「小隊全滅」と言えなくないし、本当に「戦国時代」という呼称はシャレにならないかも(^^;)。
 しかし、それでも様々な動きが見られた歌系アイドルはまだ恵まれいるほうで、ここ数年のアイドル関係誌の休刊ラッシュ&AKB系の台頭で活動の場を減らされているグラビアアイドルは更に悲惨な状況(;-;)。そんな中でも吉木りささんは今年ブレイクと言ってもいいかも分かりませんが、グラビアから次のステップ(TV)にはなかなか進めず。巨乳系の娘では杉原杏璃さん、原幹恵さん、西田麻衣さん、篠崎愛ちゃんが「巨乳4姉妹」という感じでグラビア登場が目立ちましたが、やはりオスカーという「後ろ盾」のある幹恵さん以外は次のステップにはなかなか進めない印象です。
 ドラマに関しては、数年前には「ゴールデンのドラマを見る習慣が無くなった」と書いた記憶がありますが、今年は「ドラマを見る習慣が無くなった」かも(^^;)。今年前半はまだ「ヘブンズフラワー」「カルテット」「マッスルガール」など深夜ドラマはいくつか見ていたのですが、後半は深夜のドラマもほとんど見ず。世間的には今年は武井咲ちゃん、剛力彩芽ちゃんがブレイクしたという印象かも分かりませんが、2人ともやはりオスカーの「ゴリ押し」が感じられるのが個人的にはいまひとつの印象です。