ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

一週間のルーティーン

あるフランス人の生活。

まあ彼の事なんだけど、何となく興味があるかなーと思って書きます。承認済み(笑)


起床10時 コーヒー作りから始まる。


朝ご飯は食べない。



ラテン系で、今までまともに朝ごはんを食べている人が身近にいない。
アイルランドのゲストハウスに住んでいた頃もそう、フランス人やイタリア人、スペイン人がゲストハウスに住んで、仕事をしている人も
朝一杯のコーヒーだけて済ます人の多い事。






私達が出来立てのクロワッサンを朝食べるのは、大体週末だ。それも2週に1回くらい。
クロワッサンよりも週末は13区の中華街へわざわざベトナミアンサンドイッチを目掛けて食べに行く。かなり美味しいお店があってね。

フランス植民地時代に編み出されてたバゲットのベトナミアンサンドイッチ美味しいよ。これは彼の長年の週末行事(笑)


パリは多国籍料理が本格的で美味しい。値段も手頃だから気軽にアジア系レストランに食べに行く、食堂みたいな感覚でね。


話を戻して。。。。彼のルーティー


エスプレッソを沢山作り、1杯飲んで、残り1杯を私に、残りをホーローの水筒に入れて持って行く。

会社にもカフェマシンは置いてあるけど、自分で作ったほうがずっと美味しいらしいので持参して行きたいらしい。

コーヒーは豆を買って自分で挽く。

実はこの豆を挽く習慣とイタリアンエスプレッソマシンを使う習慣は私から。ベルリンではほとんどの家で豆を挽くマシーンが有って、
ヨーロッパでは何年も豆は自分で挽くものだと思っていた。それにイタリア人の親友がいたので、エスプレッソマシンで淹れる習慣が付いていた。

が、パリではスーパーに置いてある豆は9割方豆をすでに挽いたものがパックで置いてあるし。
それからコーヒー専門店では、豆ごとに豆の粗さが異なるから店で挽く事を勧められる。

それでもって大流行しているのは、カフェが濃縮された液体カプセルだ。これがパッケージもおしゃれでね。味はどうかな?という感じだけど、お湯で薄めて泡を立てるマシーンが専用に有って楽チンで比較的美味しいらしい。

私はこのカフェカプセルが苦手。香りも無いし、なんかカフェインの薬を自分に注入している感じでさ。





まあ自分で挽いて淹れる方法は、時間がある人むき。
時間がない(フリ?)パリの人は味より楽な方へ今シフトしている。


私の感覚だと、カフェはパリよりベルリンの方が美味しい。





11時会社(アニメスタジオ)到着、仕事を始める。

1時遅い昼食大体1時間くらいだけど、時間は決まっていない。たまに私と会って一緒に昼食を食べる事もある。
安いという理由で大体ベトナム系かカンボジア又は中華系のレストランで食べる。大体10ユーロ以内に収める感じ。
普通はチケットレストラン(6〜10€ )というのを会社から支給されるが、今回のプロジェクトでは貰えない。あるのと無いのでは大違い。
チケットレストランは仕事の合間の昼食用だけど、取って置いて夜ディナーで使っていたり、スーパーで使っていたりする人もよく見かける




大体1ヶ月間で終わらせなきゃいけない仕事があって、自分でスケジュールを決めて働く。

9時前後仕事終わり。 以前は10時ごろから初めて8時には家に帰っていたけど、まあ夜型なので、最近は遅く行っているらしい。

9時半帰宅。 9時ごろ帰って来る時は一緒に買い物に行く。スーパーでの買い物が好きらしい。


何故か解らないけど、彼はスーパーが大好きなんだよ。食べる事に情熱を持っているので、スーパーで何を買うか吟味する。まあ大体同じものが多いんだけどね。最近はスーパーの閉まる時間が少しづつ遅くなって私の家の近くは大体9時半終了。

商店街は昔ながらで大体7時半に終わる。

果物や野菜はビオスーパーや八百屋で買って、ハム類はイタリア系の総菜屋、その他のものはスーパーという感じ。
家の近くは商店街が充実していて、クオリティいの高い小売店が沢山あって、買い物していて楽しい。


こういう所は流石フランスという感じがする。






まあ、フランス人といえばバゲット&チーズだろうが、彼はあまりチーズにこだわりが無いし、私もチーズで太る体質なので自分では進んでは食べない。それに主に私が夜食を作るので、パンで食べるものをあまり作らない所為もあるよね。


昨日見つけた面白いビデオ、

パリ編とニューヨーク編両方ともパリジャンの生活に似てるんじゃないかな(笑)

彼に見せたら、パリジェンヌ編はそんな感じある、ある、って。ニューヨーカーのビデオは外国人も含めたパリに住む人のイメージにだぶるなー、6年もいると自分にも当てはまる所結構あるなあって思う。特に猫の部分!




それで、話は戻って。。。。人恋しい彼は大体木曜日から週末の誘いのメールを友達に送りまくる。


週末を友人と過ごのは、忙しい彼には大切。木曜日に連絡しても大体、見つかるのは日本とは違うところ。




私の居た当時のベルリンなんかは会社勤めの人の方が少ないくらいだったから、休みは皆んなまちまちなので
平日でも友達と会ったりするけど、パリはほとんどが会社勤めなのでやっぱり週末じゃないと時間はない。



アニメ系の友達とは金か土曜日にうちに集まることが多く、皆んなでボードゲームをしたりYouTubeで見つけた映像を見たり、
テレビゲームで遊んでいる。もう彼の友達も40歳近いんだけど、学生のノリ。


土、日曜日は最近は2週に一回はうちでホームパーティー。一昨日は近所の人に日本食を振舞って、その前は音楽仲間とのセッション。

その他は週一回はレストランに行って食事。レストランって言ってもゆっくり飲んで食べて、日本では居酒屋感覚かもなあ。


天気の良い時は郊外にも出かけて、自然豊かななところを散歩する事もある。








それから小さい子供がいるあまり外出できない友人のお宅に行って、カードゲームなどをして遊ぶ事も多いな。カードゲームだと静かに遊べるから、

パリはアパートが小さいし、子供がすぐ隣の部屋で寝て居てめっちゃ静かにしていないといけないんだよ。
まだ2歳未満でね、夜泣きになると大変だからそーっと4人でカードゲーム。


奥さんは心理学者でコメディ女優、旦那はスペイン語の先生でダブルインカムで忙しいから、ケータリングして家で皆んなで食べる。


フランスに来てから、カードゲームやボードゲームなどソサエティゲームというものを大人の間でもされているという事を知る。


ベルリンでは1回ぐらいだったなそういうゲームで遊んだのは。


コルシカに帰った時もお母さんや義理のお父さんとカードで遊んだりするしね。




まあ皆んなで何か楽しもうという感じだけど、手軽で、仕事に忙しいから負担にならないものという感じか。




私はよく食事を振る舞って、皆んなでセッションしたりまあベルリン流を貫いたりする。
食事の用意は大変だけど、結局安くついて、セッションで歌も歌ったり楽しい時間を過ごす。彼もギターが弾けるし、友人二人がかなりのギターの腕前でね。


が、ホームパーティーをするカップルは身近で2組しかない。この上の仏西カップルともう1組は二人ともフランス人で女性が舞台女優で、男性は南仏から来ている元気な感じで、かなり盛大なホームパーティーをする。




パリはベルリンほどホームパーティは主流では無い感じ。ちょっと残念ではある。


















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