Yeahronimo, Tensleep Technologiesと合併

コモドールブランドを電撃的に買収したばかりのヤーロニモ・メディア・ヴェンチャが、今度はテンスリープ・テクノロジズなるサーバ関連の技術系企業との合併を発表しました。社名はヤーロニモで継続となるようですが、ブランド商売の方向性がますます顕著になっていきそうな予感がしてきました。

MD 8BIT CONVERTER 発売

メガドライブセガマークIIIおよび海外版マスターシステムのソフトを遊ぶことができるという、メガアダプタの進化型のようなハードウェアが、ルーズロジックより数量限定で国内発売されました。オリジナルは旧世代機ハード方面では有名なトトテックの製品です。

(掲示板にて村雨氏より情報提供いただきました。ありがとうございます)

Chris Crovell の SEGA Hacking Page

そういえばクリス・クローベル氏も先日、かなり込み入ったマークIIIの実験サイトを立ち上げていましたね。ゲームギアのヴィデオ出力改造海外ソフトを日本のマークIIIで動作させるアダプタゲームギアのソフトをマスターシステムで動作させるパッチなど、興味深い研究成果がいろいろと発表されています。

NESリバースエンジニアリング界にその人ありと謳われたクリス氏は、現在岩手県にお住まいで、 ホームページには日本でのゲーム生活について記したセクションもあります。カナダのNESエキスパートにとっても、日本のゲームライフはなかなか快適なようですが、それでもひとつだけ好きになれないことがあるのだとか。


それは日本人のヴィデオゲーム雑誌への接し方です。捨てているのですよ!!! これまでに京都、東京、名古屋、札幌…と、日本をあちこち旅して巡ってきたわけですが、どこの書店やゲーム屋に行ってみても、古ゲーム雑誌の収穫はほとんどなしです。探し方が悪いだけなのかもしれません。でも大規模な店にいけば、あらゆるサイズ、種類、年齢向けの古雑誌が、車、コンピュータ、映画、アイドル、プレイボーイ、音楽といった範囲にわたってあるのです。ヴィデオゲーム関連のものだけが全然ない。何か変だってことは分かるでしょう。
うーん、まあそう思われても仕方ないですね。これはむしろ「中古ゲーム雑誌なんて商売にならない」と判断してきた古書店側に責があるわけですが、なんでそういう風潮が出来あがってしまったのか、説明するのも簡単ではありませんし。

そんな彼も、15年前の『ファミコン通信』を最近安価に入手したそうで、試作段階のゲーム写真が盛り沢山の誌面に、なかなかご満悦のご様子です。