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Classic 8-bit/16-bit Topics

Classic 8-bit/16-bit Topicsでは、海外での出来事を中心に、旧世代のコンピュータ/ゲーム機に関する雑多な話題を書き散らしています。ただしゲームミュージックやチップチューンなどに関してはVORCで専門に扱っていますので、ご興味がおありのかたはそちらもどうぞ。

2014/05/29 長年放置しておりまして、申し訳ございません。ここやVORCで書いていたような研究は現在、主に各種『ゲームサイド』誌に書き綴っております。よろしければご覧くださいませ。またそのほか最近の動向に関してはtwitter:@hallyvorcにてお知らせしております。いずれ更新を再開したいとは思っております。



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08.01.2005

[] All About 光速船 開設

光速船/ヴェクトレクスについて詳細かつ丁寧にまとめた日本語サイトを、okaz氏がオープンされました。豊富な写真によるゲームソフト紹介や、各国版の特徴解説まで、見所たっぷりの内容です。日本でもヴィンテージ層には特に人気の高いゲーム機ですが、ここまで気合いの入った総合情報サイトは、たぶん初めてでしょう。

欲をいえば、オリジナル版ヴェクトレクスの開発経緯にもう少し突っ込んで欲しかったところです。ご存知のうえで端折っているのだとは思いますが、もともとヴェクトレクスはジェネラル・コンシューマ・エレクトリック (GCE) 社が開発したものではなく、ウェスタン・テクノロジ (スミス・エンジニアリング) という会社で考案されたものです。しかも近年の開発関係者インタビュによると、試作型ヴェクトレクス「ミニアーケード」は、1インチというきわめて小さなオシロスコープを使用しており、当初は携帯型ゲーム機を想定していたといいます。位置付けとしては、マイクロヴィジョンの後継機というところだったのでしょう。これも同じくウェスタン・テクノロジが開発したもので、ゲームボーイのご先祖様ともいうべき、プログラム方式の液晶ゲーム機弟一号です。

「ミニアーケード」の企画は、1981年にフィギュア大手であるKenner社に持ち込まれました。このときオシロスコープのサイズを5インチに拡大するよう注文が付き、携帯ハードウェア構想から一歩遠ざかることになるのですが、Kenerによる製品化は結局流れてしまいます。その後ウェスタン・テクノロジはもう一度売り込み先を探し、今度は電卓・液晶ゲームメーカーであるGCEとライセンスを締結。ここで9インチという家庭用テレビに近いサイズのオシロスコープ採用が決まり、我々の知る光速船のデザインに到達します。

ちなみに公式英文FAQには「後年ハンディ機を計画したがゲームボーイの普及により断念」とある、ギャグなんだがマジなんだか区別が付かんねコレ。

これはようするにオリジナルアイデアに回帰しようとしていたわけですね。

余談: 光速船のコインオペ版、私が幼い頃に玩具店で見たものは、本体にコインボックスと土台だったか足だったかが付いているだけという、アーケード筐体にはほど遠いものでした。あれはもしかするとオフィシャルなものではなかったのかなあ。

okazokaz 2005/08/02 00:26 うわ、ご紹介ありがとうございます!

スミスエンジニアリングの件は公式FAQにもあるので知ってましたが、何分英文力が不足している身ですのでミニアーケードの詳細までは知りませんでした。解説ありがとうございます。

コインオペ版は諸説あって色々と謎です。実物を見ている同年代の友人も何人か居るので今度記憶を突き合わせて確認しようかと思います。

suga-tourusuga-touru 2005/08/02 02:20  私が見たことがあるのはコインシューターと覆いが付いている程度の物ですね。それに金属の細い足(椅子のようなイメージ)がついていたように思います。イメージ的にはガチャガチャみたいなものです。

AX56000AX56000 2005/08/02 20:46 普通の光速船本体に
旅館のTVによく付いてるコインタイマー
というのは見た事ありますが違いますか?

こうやまこうやま 2005/08/03 03:58 あーいうコンテンツをやってる関係上、私もベクタースキャンは好きです。以前神田のゲーセンで光速船を常時デモってた(ただのディスプレイでプレイ不可)所があり、自分のHPにも載せていたのですが、閉店してしまいました。P.S.こんな場所ですがreplicornさんどうもです。サイト拝見しました。hallyさんの様に同じコンテンツごとの目次があると嬉しいですね。スペースキング2は横浜ドリームランドにありました。

hallyhally 2005/08/04 14:00 私が見たのもイメージでいえばガチャガチャです。足が金属製だったかどうかは忘れましたが、小学校低学年でも普通に画面を覗くことができたので、同じような親近感を抱いていました。コインボックスはたしかに旅館テレビのように後付けのものでした。いずれにせよ本体剥き出しというのは共通項ですね。

replicornreplicorn 2005/08/13 10:23 こうやまさん、どうもです。コンテンツごとというのは「STG年表」のことでしょうか? 将来的にはそこまで手を広げていく予定です。とりあえず未発掘のゲームを掘り起こしたいです。International Arcard Museumになくてもピンボール愛好者のサイトではリストに上がっていたりと難儀しています。ちなみにブログのほうは雑多に書き連ねています。これをまとめて本陣へ反映していたりします。
 スペースキング2は横浜ドリームランドで現役だったのですか。うーん、やってみたかった・・・

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