8月21日(日)「”チビよん”で再スタート」


※ホンダCB400SF(ホンダ社のホームページから)
 次期銭湯機(おそらくこれが最後の「次期」となる)のホンダCB400SFは、ずっと以前、BMW・R1150R(ロードスター)に乗り替える前まで乗っていた機種。ツーリングクラブの仲間が次々と大型に乗り替えていくなか、車格の違いを感じて、私も大きいのが欲しくなったために手放した。しかし、いま考えてみると、見栄や体裁さえ考えなければ、こんなにバランスのとれた良いオートバイはない。
  オートバイ道楽を始めてから今日まで、カワサキバリオスⅡ、ホンダ・CB400SF、BMW・R1150R、BMW・F650CS、BMW・R1150R(2代目)、BMWF800STと、計6台のオートバイに乗り継いできたが、ロードスター(特に、黄色と濃紺ツートンカラーの2代目)が最高であったと思うものの、性能面や乗りやすさの面ではCB400SFもとても優れていた。
  非力となってリッターバイクが乗れなくなってロードスターを手放してしまった今となっては、中途半端にBMW車に未練を残すよりも、乗りやすさ重点に割り切って、CB400SFにまた戻っても良いのではないかと考えた次第である。特に最近のこのオートバイは、ますます熟成を重ねて性能をアップしたというし、何より、ABS付きになったのがうれしい。
  排気量がハチ公に比べて半減、ロードスターに比べれば3分の1程度となったことが一番の気がかりだが、人は人、自分は自分とこだわらずにゆっくり走ればよい。それよりも、車重の軽さや足着き性の良さを活かして、行きたいところにどこへでも気楽に行けるのが楽しみである。BMW車に比べて国産車の欠点である錆びやすさは、自由になる時間も増えたことだし、せっせと磨けばよい。
  ディーラーに行く前に、購入するCB400SFについて二つ選択することがあった。一つは、普通のSFか、ハーフカウルの付いたSBにするかということ。カウルが付いた方がスタイルは良いが、ネイキッド歴の方が長い私は、曲がりたい方にライトが向かないカウル付きはあまり好きでないので、純粋ネイキッド型のSFに即決。
  もう一つは車体のカラーであるが、当初は赤白のツートンが洒落ていると思っていたものの、この色のは兄貴分のCB1300も含めて一番出回っているし、ツートンのカラーがややゴチャゴチャした感じがするので、単色の赤(イタリアンレッド)にした。やや派手で目立つと思うが・・・。
  もちろん、ABS付き型。これにオプションとしてはグリップヒーターとエンジンガード、メーターバイザー、それに、ETCとナビを頼んだ。納車は9月上旬の予定である。
  ということで、このブログのサブタイトルに「ハチ公との日々」は使えなくなったので、それに代わるものとして、「”チビよん”との日々」とした。その意味は、一回り小さくなった愛車の「ちーびーよんひゃく」を縮めて、”チビよん”としたもの。イタリアンレッドのオートバイであるから、「イタ公」としようかとも思ったが、イタリア人が怒りそうなので止めておいた。