1本線ノート術:吉澤ゆか

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書籍から学ぶこと

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メモの取り方が記述されている本は山ほどある。
そんな中、本書「1本線ノート術」は人から聞いたり、体験したりしたinputを
ノートの右側に記述し、その「input」から自分が行動を起こす内容「output」を左側に
書き、日々の生活に活かそうとする。

毎日、メモメモと一生懸命記録する私ですが、本書に出会う前までの自分のメモ
を見直すと、情報はたくさん残っているが、そのメモから自分の行動に活用され
ていない、ことに気づく。

初めは、左側の「input」のメモ書きだけかもしれない。隙間時間や一日の終わりに、
「input」を見直して、自分が行うべき行動や考えを左のページ「output」に記述し、
その「output」を自分の手帳やToDoリストに加えて、日々それを見て行くことが
大切であることを実感。

自分の行動を変えられないメモは必要ないことを学ばせて頂いた良本でした。

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☆引用箇所☆

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一本線ノート
 ノートの真ん中に、縦に1本の線が引く
  1本線の左側に、学んだこと(インプット)をメモする
  右側に気づいたこと、ひらめいたこと、アクションプランを書く
  アクションプランをいつやるか、決める

このノート術の最大の特徴は、「何が問題なのか分からない」「何をすればいいのかわからない」、そして「分かっているのに実行できない」という人が、具体的にどうすればいいのか、「気づいて、実行する」までスムーズにできることである。

成果を生む4つの質問

  • 自分が本当に欲しい結果はなんだろう、本当はどうしたいんだろう。
  • 自分はなぜ、それが欲しいんだろう。
  • 自分はそれを手に入れるためには、何をする七用があるんだろう。
  • どうやってそのプロセスを楽しむことができるだろう。

自分で「O月O日に、これをやろう!」ときめたことを、「自分との約束」として、スケジュール化し、それを守る訓練をする。

人が一定の時間で、より多くの仕事を行うために一番大事なのは、「よい感情」を感じている状態でいること。

一本線ノートを取るとき、物理的に、また心理的に、新しい仕組みを整えることをイメージする。

自分に力を与える質問をする
X 犯人追及型の質問:「どうして・・・」
O 未来開拓型の質問:「どうすれば・・・?」
 未来開拓型の質問は、人のマインドを変え、アクションを起しやすい仕掛け。
 起きた出来事は同じでも、その後自分にどんな質問を投げかけるかで、自分が感じる感情は大きく変わります。そして、感情で、次に自分が取る行動が変わってきます。どちらの質問をするか、選択するのは自分自身です。

人が変われるのは、自分自身の中に、冷たい固いエネルギーを感じているときではなくて、温かくて柔らかなエネルギーを感じたときなのです。

ネガティブな感情のとき、自分自身で感情を整える方法
1 自分が一番リラックスしてどこも緊張していない状態を思い出し、その姿勢になる
2 起きた出来事にはすべて肯定的な意図がある
3 言葉の使い方を変える
  「この出来事のよい点は何だろう?」
  「ここから学べることは何だろう?」
  「この出来事は、自分に何を教えようとしているんだろう」
  「今自分にできる最善のことは何だろう?」

ダーウィンの言葉
 地球に生物が誕生して35億年
 どういう生物が生き残ったか?
 変化に順応し、自らを変化させ得た生物だけが生き残った
 強いものが生き残るとは限らない
 賢いものが生き残るとは限らない
 変化するものだけが、生き残り成長するのだ。

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■目次■
タイトル:1本線ノート術:吉澤ゆか
1章 シンプルなのにこんなに役立つ、1本線ノート術
2章 【基本編】3つのステップで1本戦ノート術を身につける
3章 【実践編】1本戦ノート術でビジネスと生活を変える方法

アイデアがあふれ出す 行動が加速する 1本線ノート術

アイデアがあふれ出す 行動が加速する 1本線ノート術