本格的初乗り

hamahn2006-04-26

 週末まで我慢できず、早起きして美利達ちゃんに乗ることを昨日決意した。
 今朝は曇天・18℃前後という絶好のサイクリング日和。
 ウチのアパートは階段がかなり急なので、美利達ちゃんを持って降りられるか不安だったのだが、無難に降りられた。美利達ちゃんは軽いなあ。非力な私(握力20kg以下)でもちゃんと抱えられた。
 相変わらずママチャリより速いんだか何だかわからないなー、鈍いし私と思っていたのだが、坂を登るのが凄く楽なことに気がつく。そしてちょっと踏み込むと、ぐーんとスピードが出る。ママチャリで1時間かかるところにも40分くらいで到着したしな。面白がってバシバシこいでたら、30分くらいでバテバテに。「ノリモノ日記」で以前シラスについて「(自転車に)走らされる」という記述を見たことがあるが、まさにそんな感じ。尻は痛いし汗かいて寒いしでテンションも下がり、片瀬まで行ったところで引き返すことにする。
 サイクリングロードはアブラナ科の植物と思しき花が満開だった。

秋は虫の声早春はナバナ、そして今日はこれ。時期によってこんなに色々楽しめるものだとは思わなかった。ただ、そういう時期なのか時間帯が悪かったのか、帰り道はウンカのような羽虫があちこちでわいてて大変だった。鼻に入ってくるわ唇にはりつくわ、気持ち悪いったら。夏の夜になんか走ったら、大変なことになるかも。

地獄の書生くん

 今日は書生くんと約束した勝負の決着をつける日であった。ファイルを同時に立ち上げて確認し、打ち込んできた件数が多いほうの勝ち、といういたってシンプルな勝敗の付け方だった。ハイハイファイル見せて、と手を差し出す私に、書生くんはひきつった顔をしながら
「勝ってますかね……グウ〜ッ……」
と地獄からの呻きみたいな声を出した。思わず笑ってしまったのだけど、書生くんは自分がそんな声を出していたことに気がつかなかったらしい。ごめんよ、軽い遊びのつもりだったのに。そこまでプレッシャーになってるとは思わなかったよ……*1
 そこまで書生くんを追い詰めた勝負であったが、結果はなんと引き分けであった。書生くんは安堵の表情。私は私で、あともう一つ多ければ私が勝ってたのに! ごはん!*2 とやたら悔しかった。再戦したいところだが、地獄の心地を書生くんに再度味わわせるわけにもいかないと諦める。ちぇ。

*1:そこまでプレッシャーになるくらいなら、どうして断らないんだよ!とも思うが、それが書生くんなんだなあ。彼と接していると、手ごめにされるがままの乙女が本当に脳裏をよぎる。

*2:勝者は敗者より一食御馳走してもらえることになっていた。