hamaji junichi

2010-01-17 contempt[greed]for soprano saxophone and piano

昨日は音楽を扱ったある映画を観て、勿論音楽はその物語の媒介の役目に過ぎず、、、なのでしょうが、その音楽の扱いがもう、どうにも荒唐無稽すぎて、冗談でやってるにしてもあんまりだ、、、と思いながらでも最後まで観る。何か最後にそれが清算されるような考えもつかないエンディングが用意されているのでは、、、と思ったのですが、結局何もない。へこむ。


バッハ協奏曲譜面を見ながら、ちょっと部分部分を吹いてみる。この整理された音符の連続に、奮えがくる。システマチックに組成されたアルペジオ。調性の美。揺らがない美。隙が無い。なんと美しいのだろう、、、と思う。

contemptpiano-saxophone ver.の副題を「greed」としたい。contempt[greed]for soprano saxophone and pianoとかそういった表記に。題名は重要である。contemptの中心となる作品はcontempt for soprano saxophone and computer。

このピアノと、サックスのヴァージョンは演奏のシステムの骨子は変わらないが、これを作曲した時より奏法における選択可能な領域が肥大する傾向にあって、ようは、その選択可能なmodeの扱いが作曲当初よりはるかにヴァリエーションを持ったため、別のverとの聴取上の類似性が希薄になりつつある(特にテーマ部を持たない)というのもあって、でも、しかしヴァージョンは違えど、まぎれもなく同じ楽曲であるので、副題を挿入してはどうかと思ったのだった。それは少し前からうっすらと考えていたことで、ここで書くのは、少なくとも誰かが自分の作品を聴く機会があって、アーカイブ的な、まあ、参照の役目がこのブログの一番重要な位置付けなので、こうして書いていたりする。