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枯れた知識の水平思考 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-10-22

マリオブランドの欠点

 アクション、レース、ゴルフ、テニス、パーティゲーム、最近ではオリンピックゲームにソニックと競演してみたりと、未だにあらゆるジャンルで大活躍しているマリオ、及びマリオファミリー達なわけですが、そんなマリオブランドにも欠点はあります。


 子供向けなイメージが強くなってしまうってことです。


 これは、あらゆるブランドに言えることなんですが、ブランド持つ個性みたいなものが、はっきり出れば出るほど、人を選ぶようになってしまうんです。個性を打ち消してしまうと、そもそもブランドとして成立するのが、極めて困難になりますし。


そんな中でマリオブランドは、それでもかなり広い層に訴求できるブランドではあるのですが。それでも固定化してしまったブランドのカラーからの脱却に一時期の任天堂は非常に苦しんでいました。(64〜GC期あたりだね。)


 しかし、そんな苦しみの中から任天堂は、DSWiiというこれ以上無いくらいの「回答」を導き出します。GC期の低迷から誰もが予想だにしなかった復活を任天堂は見事に果たしたわけですが。WiiDSのことは皆説明するまでもなく知ってると思うので、次回のエントリでは、オイラなりに考えていたゲーム業界の未来像とか踏まえつつ、任天堂の過去から現在への繋がりを辿ってみたいと思います。

SSSSSS 2008/10/23 20:37  マリオブランドの苦境は、キャラクターの所為も少なからず有るにせよ、一番大きいのは、かつてマリオで楽しんだ層が、新しいマリオ(スーパーマリオ64、マリオサンシャイン)では操作が難しくて楽しめなくなった部分にあるのではないでしょうか。

 結果、かつて「マリオ」というブランドにあった、「誰にでも楽しめるゲーム」という印象はなくなり(この辺はゼルダにも言えるかもしれませんが)、任天堂の定番でありながら、ゲームをやらない人やゲームをやらなくなった人への訴求力が低減していたように思います。

 WiiにMiiを導入したのは、「マリオ」や「ゼルダ」等のかつての任天堂ゲームキャラクターのブランドイメージから脱却を図り、「かつての所謂テレビゲームではないこと」のアピールが狙いだったのでしょう。

 そういった際に、ゲームの代名詞ともいえる「マリオ」に打ち勝つにはどういったキャラクターを持ってくるべきか、という課題に対して、新キャラクターを持ってくるのではなく、プレイヤーにアバターとなるMiiを作らせたというのは、なかなか興味深いところです。最もプレイヤーの共感を得るキャラクターは、プレイヤー自身に他ならないというのは、言われてみれば当然のように思います。

 今後、WiiやDSに限らず、更にこういった傾向が強まっていくことは確実なのでしょう。DSで「メイドイン俺」なんて作品が出るのも納得です。こういったことが続けば、いつのまにかMiiが「マリオ」の座を取って代わっていくなんて突拍子の無いことも、あながち間違いじゃなくなるのかもしれないなぁと思いました。

hamatsuhamatsu 2008/10/24 00:27 カメラについてのエントリでもちょろっと触れたんですが、3Dになってからのマリオやゼルダの操作の複雑さについては、また改めて書かないと駄目でしょうね。逆にいうと2Dのマリオがどれだけ洗練された操作系を備えていたのかってことなんですが、それについては近いうちになんか書こうと思います。


Miiという「キャラクター」についても語るべきポイントは多いです。
任天堂が巧みだったのは、Wiiというハードのネーミング、
Wiiスポーツ、WiiフィットなどのWiiを頭につけるipod的なブランド展開
そこに登場するキャラクターとしてのMiiっていうふうに、単なるアバターを提案する以前の段階で、さまざまな準備をしてきたところだと思います。ただ単純にアバター用意しましたってだけでは、ここまで定着しなかったでしょう。

この辺の手腕は結果論になりますけど鮮やかだったなあと。

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