Latour (拉图餐厅) at 浦東 金茂时尚生活中心

ボスが出張に行ってしまったので、お昼にスタバを食べましょうという無言の圧力から解放された。この機会に、オフィス近隣の店を片端から試すことにして(私は何をしに上海に来ているのだろうか?)、まずは近隣のビルの中に入っているフランス料理っぽい名前の店を試すことにした。

フランス料理なのかな、高いのかなと心配したけど、行ってみるとフランス料理ではなく、40元前後(600円+程度)でランチメニューが沢山ある、普通の店だった。しかもそのメニューの大半は洋風ではなく、中国料理的なのとか、日本食っぽいのとか。火鍋みたいなものまである。

すでに口がフランス料理を期待するモードになっていたため、中でも一番洋風っぽい、フランス風魚介煮、というようなメニューを選択。結果として出てきたのは、蟹、蝦、貝などを濃厚で甘いケチャップソースで炒めたものだった。フランス人もびっくり。そこに白いご飯と、茶碗蒸し、キムチが付くという、いったい何料理屋なんだか分からないミラクルワールド。

なつかしのチキンライスのようなケチャップ炒めのご飯は結構好きなのだが、甘いケチャップは白米には合わないということを痛感した。しっかり日本風の茶碗蒸しが、意外と美味しいのだけが救い。

まあでも安いし、オフィスに近いし、スープ3種類が飲み放題でお得なので、いつかまた来訪してみると思います。(次はイタリア風魚介炒めにしてみようかな)

うまい鮨勘 at 浦東 上海环球金融中心B2

この日は夜に電話会議がある予定で、アパートの電話の音質に不安があるのでずっとオフィスに居残ることにした。それで、オフィスで夕方に Twitterを除いていたら、美味しそうな鮨やら刺身の話題がTLにあふれていてたまらなくなり、ついに近くのビルに入っている、回転寿司を試してみることにした。

勝手の分からない外国で食あたりになんかなりたくないので、上海に来てから普通の寿司を食べるのは初めて(高級スーパーのパック寿司を、生ものの少なそうなのを選んで買うことはあった)、。しかし上海环球金融中心は日本のビル会社の経営らしいし、お店も日系なので、賭けてみることにした(大げさ)。

結果は、予想以上にごく普通に回転寿司でした。日本より若干割高だけれど、味は日本の回転寿司と変わらないという感じ。これなら、また食べにきてもいいと思えるレベル。

一つだけ違いがあるのは、やたらとサーモンのメニューが多いのであった。メニューの一ページめのお勧めメニューなんて、3/4がサーモン。多分サーモンといっても、いわゆるサーモントラウトという海水養殖したニジマスではないかと思う。

枯渇が懸念されるマグロ資源を守るために、中国では養殖可能なサーモンの寿司を流行らせようという陰謀があるのかどうか知らないが、確かにスーパーのパック寿司もレストランで見かける刺身も、サーモンが多く使われている。

(写真は右奥から時計回りに、トロ、しめ鯖の味噌あぶり焼き、イカのいくらトッピング、はまち。この赤身をトロと主張されることには若干の不満を感じる)