格子の意匠

以前、モンゴルには、魚をあらわす語彙は日本語の何十分の一しか存在しないが、馬に関する語彙ははるかに多いと何かの本で読んだことがある。その語彙の差は、日常生活でどこまで細かく対象を認識しているか、その関心の度合いによるものなのだろう。

街中を歩いて、ふと格子の文様に興味を覚えた。縦と横の単純な組み合わせであるが、幅や交差する位置、材質、色などで、様々な姿・形があるものだ。

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