コードネームU.N.C.L.E

今日は、妻と一緒に「コードネームU.N.C.L.E」を見に行ってきた。

今日もお天気の様子はいま一つということで、映画でも見に行こうかということになったのだが、困ったことに興味をそそられるような作品が見当たらない。やむなく妻に選択を丸投げしたところ、「ミケランジェロ・プロジェクト」、「エベレスト3D」、本作の3本が候補に残ったのだが、“全米での評価がイマイチ”、“タイトルに3Dが付くのはおバカ映画っぽい”という理由で前2作が脱落。

そんな訳で、ほとんど予備知識無しに映画館に足を運んだため、主人公の名前が“ナポレオン・ソロ”であると明かされても“何かの冗談だろう”くらいに思って見ていたのだが、そのパートナーの名前が“イリア”ときてはもう疑う余地はない。本作は、昔TVで見ていた「0011ナポレオン・ソロ」のリメイクだった!

正直、TVシリーズの印象からすると、筋肉モリモリのソロと巨漢のイリアという組合せには相当の違和感があるのだが、“プレイボーイv.sシャイで真面目”という二人の性格の違いのほとんどは“米ソの対立”に置き換えられているようであり、まあ、それもアリなのかなあ。“ソ連製のスパイ道具の方が実は米国製よりハイテク”というギャグには結構笑わせて頂いた。

ということで、終わりそうで終わらない導入部の素晴らしさはさすがガイ・リッチーであり、シリーズ一作目に付きもののモタモタ感は少々気になるものの、まあ、全体的に見ればそう悪くない。次回作では、ヒロインに抜擢されたアリシア・ヴィキャンデルの活躍シーンにも期待したいところです。