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いつもあなたのそばに!司法書士花宮賢二の奮闘日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2007-08-24 セミナーへのご参加、ありがとうございました。その1

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8月18日開催の当事務所主催のセミナー「第2弾 上手な遺言・相続トラブル対策セミナー」に多数の方にご参加いただきありがとうございました。

ご都合によりご出席いただけなかったお客さまに、セミナーの概要をお知らせします。

1.遺言・相続トラブルの実例と対策

 次の3つのケースについて、テレビ放映された映像を一部利用しながら解説しました。

 (1)長年介護してきた労に報いてほしい!せっかくの遺言が無効。

 (2)独り暮らしの母が認知症に!活用しよう成年後見制度。

 (3)偽造された自筆証書遺言!不動産を守る対策は。


 日本は、世界1の超高齢社会。判断能力の低下した高齢者は増加の一途をたどります。成年後見制度や遺言を利用すれば、老後の生活や財産の保全を図ることができます。

 

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2.熟年離婚の損得を徹底検証!

「離婚時の厚生年金の分割制度」は、社会保険庁ホームページに詳しい解説があります。http://www.sia.go.jp/sodan/nenkin/divorce_qa.htm

平成19年4月1日以降に離婚した場合に、離婚をした当事者間の合意や裁判手続により按分割合を定めたときに、その当事者の一方からの請求によって、婚姻期間中の保険料納付記録を当事者間で分割することができる制度です。按分割合を定めるためには、分割の対象となる婚姻期間やその期間の保険料納付記録の額の総額、按分割合の範囲の情報を正確に把握する必要があります。このため、社会保険庁では平成18年10月から情報提供をしています。

年金分割の効果は、厚生年金や共済年金の報酬比例部分(いわゆる「2階部分」)に限られ「1階部分」である基礎年金や「3階部分」の厚生年金基金の上乗せ給付や確定給付企業年金の給付は影響を受けません。

鳴り物入りで、導入された「年金分割」制度ですが、その利用状況はどうなっているのでしょうか?

社会保険庁統計に依れば、平成18年10月に情報提供を開始しましたが、年金分割に関する相談件数は、昨年の10月から今年の6月末までの期間の累計で、61,157件、情報提供請求件数は同期間で16,941件あったようです。ところが、実際に年金分割を請求した件数は、法改正された今年の4月から6月末までの間に1,665件であったと報告しています。情報提供請求件数の10分の1程度しか年金分割がされていない原因の一つとして、実際に分割される額では「離婚後の生活が賄えない」のではないかと考えられます。

年金分割と財産分与の関係については、平成19年3月19日放送のメーテレの情報番組「UP!」に出演した際にもお話ししたとおり、離婚に際しては「年金分割」と併せて「財産分与」についても検討する必要があるようです。財産分与の額に関しては、一般のサラリーマン家庭の主婦の場合、総財産の30%〜50%が相場と言われています。

メーテレの情報番組「UP!」のホームページ 3月19日(月)放送分:年金分割

http://www.nagoyatv.com/up_old/backnumber/detail.sms?DATA_SEQ=73

財産分与のご相談についても当事務所で承っております。