森林浴と贅沢な時間

子供の頃からず〜〜〜〜〜っと親しく付き合っている友人と、軽井沢に行ってきた。


同い年ゆえの山の様な 「思い出のシェア」は、会うたびに話題のネタとなり
いつも時間の許す限り、喋って笑ってお茶をして・・・時折、深刻な話もする。
「お茶」が、いつの間にか「お酒」になる割合が、この頃ぐーんと増えてきたが
古い友人同士ならではの「熟知した仲」って凄いなぁ〜と思ってしまった。


成長や年代に応じてそれぞれの環境は変化するが、やっぱり根本は変わらない。
何といっても、自分のことをひとつひとつ細かく語らずとも
丸ごと理解してくれるのだから、楽…というか、大したものだと思う。


さて。その旧友との久しぶりの「女ふたり旅」である。
そりゃ〜〜〜もう、お喋りの中にはいくらでもネタの宝庫があるというもの。
今回も限られた時間ではあったが、見事に観光も食事も買い物もこなし
森林浴を兼ねて10キロほどウォーキングしてきた。


軽井沢は何度訪れてもいいところだ。
適当に近くて、適当に遠い。
目的に応じて、見どころも美味しいものも探すのに困らない。


今回は軽井沢駅北口から旧軽のロータリーまで、てくてく歩き
川上庵というそば屋で早目のランチ。
(ここの天せいろは、ホントに美味しい!
そばは適度な歯ごたえがあり、野菜と大きなエビの天ぷらは揚げたてサクサク♪)


そこから旧軽銀座をふらりふらり〜と歩いていく。
東京にも支店のある店舗はあるが、御用達のお店にいくつか立ち寄って
つるや旅館のちょっと先にある、ショー記念礼拝堂まで足を伸ばした。



ここも、全然変わらないな〜と思った。
20代の頃、縁あって聖歌隊のメンバーに加えていただき、毎年8月に行われる
チャペルコンサートに参加して、年に一回はここで歌わせていただいたっけ。
当時、お世話になった方々は今、どうしているかなぁ〜なんて思い出した。


会堂内の正面に十字架がひとつ飾られているだけで、あとは物凄くシンプルな造り。
いつでも誰でも自由に気軽に出入り出来るって、素敵だなーと思った。


普段はあまりおやつなんて食べないけれど、観光地にあるクレープやアイスって
どうしてあんなに美味しそうに見えるんだろ・・・。
途中、LUPICIA を見つけたので、オリジナルアイスを食べながらちょっと休憩〜。


店舗前の通路を抜けると、ちょうど聖パウロ教会の前に出る。
そこから雲場池までは別荘地を通り、左右にあるドでかい別荘を見ながら
軽井沢ならではの風景を堪能することにした。



相変わらず、雲場池の水は綺麗だ。
水鳥や大きな鯉などが沢山いる。


池の周りの散策路を歩くと
季節の小さな花も咲いていて
昔は自宅周辺にも
こういう景色、あったなぁと
思い出したりする。


少し先にある恵みシャレーが
今日はお休みだったのが
ちょっと残念だった。
ここのカフェ、可愛くて大好き!


雲場池から駅方面に向かう途中、ちょっと寄り道をして地元のスーパーに立寄った。
ちょうど「摘み立て野菜」を持ってきたという地元の農家の方と遭遇し
「アンタね、これ栄養満点よ! 形は悪いけど味は悪くない。安いよ〜」と
20cm以上もある巨大きゅうりが4本も入った袋を持ちあげて見せてくれる。


一袋98円だった。・・・や、安っ。。。
ミニトマトも「ヘタ」が取れてしまったとかで、そこそこ入って100円。
ピーマンも形は様々だが、ゴーヤがオマケに付いて98円だった。
ふたりで心行くまでお買い物をし、500円でお釣りが来てウッヒッヒ!だ。
エコバッグに野菜を詰めて、駅向こうのプリンス・アウトレットに向かう。
軽井沢に来たら、ここもお約束ですものねぇ。



たまにはこういうところで
ゆっくりお茶をするのも楽しい。


ケーキとお茶のセットが
今回もサービスで付いてきた。
それを思うと、お安い旅だ。


English Tea House も
私のお気に入りだ。
窓から見える景色も
お店の内装も楽しめる。


1時間半…お尻に根が生えた。


電車の時間を逆算しながら、あとはアウトレットをぐるりと気が向くままに
覗いてみたり、立寄って価格のチェックをしたりする。
勿論、元々が高額な商品ばかりなので、ちょっと買っちゃおう!とはいかないが
やっぱり、「本物」は違うなーと感じた。


日常の空間から少しだけ切り離された、気の合う女同士のふたり旅・・・。
意外な友人の一面も垣間見たが、あまりにも面白いことをやってくれたので
これはこれでひとつの記事になりそ〜!と、笑っちゃうお楽しみは
後日まで大切に大切に取っておくことにする。
(近日公開予定! こうご期待っ^0^)


楽しいひと時を、ありがとう〜!
また、時間を作って行こうね。


行き帰りの新幹線の窓から、家の玄関で白い「バスタオル」を降りまくり
自らの存在をアピールしている母の姿を見て、何ともホッとするものを感じた。