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こころの小窓から

2010-11-10

国際線のその先に

空港って、どうしてあんなにワクワクするところなんだろう〜。

実際に自分が飛行機を利用せずとも、空港に行っただけでほわぁ〜っとしてしまう。


展望コーナーのフェンス越しに、次々と離発着する飛行機を眺めながら

いろいろなことを思い、考える時間が好きだ。


飛び立つ飛行機の、エンジン音は物凄いね。

その振動も胸部の肋骨に響いてきそうなくらい大きい。

そして降り立った機体のキーン!という一種独特の響きは

耳の鼓膜を通り越して、こめかみにキンキン響いてくる。


もはや、これって快感なのか不快な音なのか、わからなくなってくるが

いつまでも飽きずにじーっと眺めていられるのだから、一番不思議なのは自分かも。


着陸した飛行機が誘導されて、ゲートに入ってきた。

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それにしても、ホントに見事にラインの上を真っ直ぐに前輪がなぞっているよね。

線に沿って真っ直ぐ!なんて、私…スーパーの駐車場に車を入れるにも

ひ〜ひ〜してるのに、全く凄いことだ。


ところで、マーシャラーのしゃもじって、何色なんだろう。

「こっち、こっち〜」ってcome comeしながら

きっとコクピットの機長さんたちとも、アイコンタクトしているんだろうなぁ〜。


なんたって、この距離だもの。

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自分の目の前に、巨大なジャンボ機が迫ってくるのって、どんな感じかな。

いろいろ考えて、わくわく・ドキドキ・・・だ。


一度、知人の好意で成田整備場に 「飛行機見学」に行ったことがあるけれど

乗客としては立ち入れない機内の箇所を、ひとつひとつ説明付きで案内してもらい

あれはえらく感動したっけ。


さて。

羽田空港もいよいよ国際線の定期就航便が飛び始め

韓国中国ばかりではなく、英国米国にも順次定期便が飛ぶ。


自宅から空港まで約1時間。

海外在住の友人達との距離も、大分縮まるなぁと思った。

それでも豪州路線はまだまだ成田空港のみだから

従妹の里帰りの時は、コッチまで迎えに行かねば…だろう。


空港で友人たちを出迎える時、あるいは見送る時は

時間に余裕のある限り、展望コーナーからその機体を追う。


相手から見えようが見えまいが、彼らが搭乗している飛行機に向かって

大きく手を振ってみるのが習慣となった。

これ、傍から見ている人にとっては、かなり滑稽なことかもしれないけれど

意外と航空機の窓からはいろいろなものが肉眼で見えるらしく

出来るだけ、赤やオレンジ色の服を着て空港に行くことが多くなった。


一度、誰の見送りの時かは忘れたけれど、台風が接近している日に帰国が重なり

ホントに飛ぶのか・・・!?と、心の中では半信半疑で空港に出向いたけれど

飛行機って相当根性もある様で、大雨と大風が吹きつける中

果敢にも轟音を上げて、分厚く垂れ込める灰色の雲の中に機体を突っ込んでいった。


大雨の日の離陸って、これはこれで物凄い迫力でいい写真が撮れたな〜と思う。

持参した望遠一眼レフのレンズが濡れないようにと、気を配りながら

それでも差していた赤い傘を、思いっきり振り回してみた。

「バイバ〜〜〜イ! ま・た・ね〜」って。


結局、自分はずぶ濡れとなり、「何やってんだかね〜」と言われそうだけど

しっかり着替えを持参して見送りに行くあたり、やっぱりワタシだよね(笑)


この春は、アイスランドの火山噴火の影響で、随分と英国路線には被害が出た。

折りしもちょうど20年来の友人とその息子くんが来日することになっていて

予定通り飛行機は飛ぶかしら…と、毎日気が気ではなかった。


幸いにも搭乗便はキャンセルにならず、遅延にもならず

むしろ定刻よりも早く着いた。


無事に到着ロビーで親しい人の笑顔を見た時は、心の奥底から嬉しさがわいてきた。

普段、離れている分、会った時には少しでも一緒に居たいもの・・・。


帰路は翌朝の便に乗るために、成田で前泊するという友人を見送りに行った。


最初は「最寄り駅」までと言ったが、せめて乗換駅の日暮里まで行きましょ…と。

でも、結局は別れがたく、ホテル行きのバスが出ている空港まで行ってしまった。


ホテルからの送迎バスが到着し、友人は窓側の座席に座って「またね」と手を振る。

こういう時間って、ちょっと切ないね。

次はいつ会えるんだろう〜と思ってしまう。


流石に滑走路から飛び立つ飛行機とは違って、自分とバスの距離なんて僅かだ。

発車したバスに向かって、姿が見えなくなるまで大きく手を振ってみた。

「バイバ〜イ! ま・た・ね〜〜〜」と切な…切な、である。


帰宅する前に一旦、ターミナルに戻り、時計を見てから展望コーナーに行ってみた。


夜の空港は灯りがとっても綺麗だ。

誘導灯がその飛行機の行き先を、光をもって導いている。

今夜も明晩もその次も…沢山の人たちを乗せて、飛行機は海外に飛び立っていく。

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今はなかなか家から離れるわけにはいかないので、海外旅行は当分見合わせだけど

空港に行くだけでも、私にとっては十分な旅である。


夜の展望コーナーには、流石に人はまばらだ。

飛び行く機体を遠くに眺めながら、彼の地に住む友人達や従妹のことを

ひとりひとり思い出しながら、みんな元気かな…と考える。

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そろそろクリスマスギフトを発送しなきゃ、ね。

空港にも間もなくクリスマスツリーが登場する時期になったなぁ〜と思った。