*参考‥以前のHP〜『hanahana日記』top
2007年07月30日(月)
■[島根県政][飯南町政] なんてこった参院選5 
保守王国の島根県で自民党が負けた!景山俊太郎さんが完敗である。
僕は、景山さんが県会議員当時から本当にヒイキにして来たから胸
中複雑極まりないのだが、18年ほど前、とある事件がきっかけで
袂を分かっているので、だからこそ余計に複雑なのである。
この『事件』が及ぼす、景山さん落選が及ぼす、島根県と飯南町へ
の影響を考えて見ました。
●.景山さん落選で、兎角のうわさの『緑の事件』も当然気に掛か
るのだが、それが無くても自民党島根県連はガタガタになる。理由
は、景山俊太郎さん落選による影響よりも、惨敗の超一級戦犯が自
民党島根県連会長の青木幹雄さんにあると思うからだ。
青木さん景山さんの恩師である竹下登さんは、『常在戦場』を説き、
絶えず「選挙しつつ組織し、組織しつつ選挙す!」…を自らに言い
聞かせ、また自民党島根県連もこれを実践してきたのである。
ところが青木幹雄県連会長は横着だった。地元島根にはめったに帰
らないし、平成大合併で県内59市町村が21へと減ったにも係わ
らず、常在戦場を忘れ、何故か組織をリニューアルしなかったのだ。
地域支部を改編せず、旧来のミッションに甘んじて来た。
景山さんの得票数は、186,622票だが、仮に公明党から 5万票の支
援があったとしたならば、自民党島根県連の実力は13〜14万票
しか無く、その責任はひとえに県連会長である青木幹雄さんにある。
この結果、県連と地域支部の再生は至難に思われるし、島根県は決
して保守王国とは言えない状況に追い込まれたと認識すべきだ!
自民党の県会議員を始めとする県連役員も、市町村長も、市長村議
会議員もが、ドンの力を過信して来たのだが、青木さんは恩師であ
る竹下登さんの力を利用して来ただけの権力バブルだったんだ。
僕は、青木さんにドンの実力は無いと言って来たし、hanahana日記
でも終始一貫書き続けてきたのだが、今回それが図らずも露呈して
しまい、今後急速に青木さんの影響力はなくなって行くだろう。
こうした事情の青木幹夫さんと、政治生命を断たれた感のある景山
さんだが、溝口善兵衛島根県知事にとっては、むしろ重石が取れて
自由奔放に県政を執行できるのではないかと思われ、期待したい。
いや〜、それにしても島根県にとって大事件だったが、いちから出
直す絶好のチャンス到来でもある。果たしてこの政治的混迷を抜け
出すリーダーシップを誰が取るのか、誠に興味深く思っています。
●.次に飯南町の事情を考えて見たい。亀井亜紀子さんが、飛び抜
けた選挙活動をした訳でも無いのに、何故景山票がなかったか…。
<参議院選挙 島根県選挙区> 飯南町の開票結果
得票総数: 景山俊太郎 ごとう勝彦 亀井亜紀子
4,153: 2,000 144 2,009
飯南町における景山俊太郎さんの得票数が信じがたいほど少なかっ
た訳は、極めて単純な構造である。何のことはない選挙運動をして
いないんだ。空回りという事ではなく組織が全く動いていない…。
なぜ組織が動かなかったか…。
それは先頭に立つべきリーダーが後方の岩陰に隠れ、しかも相手陣
営に通じているかも知れないとゆう、由々しき事実が明るみになり、
選対が機能しなかったからだ。岩陰に隠れたリーダーとは、先日来
ここで指摘している飯南町議会の那須穂士輝議長の事である。
しかも那須議長は、島根県町村議会議長会の会長に6月6日就任し
たばかりであり、それは、この度の参院選で景山俊太郎さんの当選
に尽くす為に役職に就いたとも言えるものであり「たまげる!」。
時代がかった事を言うなら、「市中引き回しの上、打ち首獄門」と
いったシチュエーションであり、飯南町議会の議長を辞すのは当然
としても、議員辞職すべきである。それだけの大罪なんだ。
件の琴引フォレストパークスキー場の再建問題や、行き詰んでいる
飯南病院の健全化計画など、いずれも政治決着が求められるとゆう
に、自らが何をやらかしているか全く理解出来ていないのだから付
ける薬がない。議員は100%政治家なのだが彼は勘違いしている。
先頭に立つ議長がこの体たらくだから、町会議員も無茶苦茶である。
国政選挙・県知事選挙・県会議員選挙・町長選挙…においてカメレ
オンもビックリする様なお調子者の議員がはびこっている。
その場その場でよくもまぁ立場を変えられる事だと羨ましい限りで
ある。小生が如き堅物は、何十回も生まれ変わらねばあの様なカメ
レオンにはなれぬが、顔振りモンのツケはいずれ町民に来るんだ!
実は、組織が動かなかった訳がもう一つある。
飯南町の経常収支比率は約94%だが、これは、巷間よく言われる
三割自治でも一割自治でもなく、6%自治と認識すべきことであり、
つまり山碕英樹町長の政治家部分は6%しか無いという事である。
ところが彼はよほど政治が好きだと見え、この度の参院選にも積極
的に係わった。いわゆる指示する訳だが、役場職員30年のキャリ
アは、国政選挙という魔物には邪魔になるだけで足りにはならぬ!
国政選挙独特の風の向きや匂いは、民間人が汗を流し頬を涙で濡ら
した結果つかみ取る事が出来るもので、役場職員が町長になった途
端に身に付く様な物ではなく、彼のはいわば火遊びの類である。
6%政治家(94%行政の長)としては、餅は餅屋に任せて選対に係
わるべきでは無い。それが分別ある町長だ。街頭演説などの依頼は
多いに活躍するべきだと思うが、選挙を指示する立場にはない。
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結局、国政選挙を取り仕切るシステムが飯南町に欠如しているのだ
と思う。積極的に行動すべき議長は後方の岩陰にあり、慎重に行動
すべき町長が前面に出たがったのでは、厳しい国政選挙は戦えぬ。
また、情報が極端に不足していたのではないか。その為、選対将校
が一兵卒の役割を果たす事になり、トータルとして選挙戦が地につ
いていない。波任せ風任せの選挙で、景山さんには気の毒だった。
…と同時に、難問山積の飯南町行政もまたデッドロックである。

