コンバインのエンジンがかからない。父と懇意の農機の個人業者とは電話がつながらない(後で聞いたら地域の祭りで衣装を着て参列していたのだとか)。メーカーに電話していくつかチェックポイントを押してもらって調べたが、異常は無い。バッテリーも近くのガソリンスタンドで点検してもらったが、正常。バッテリーブースターを繋いでみても同じ。
 四苦八苦しているうちに昼になったので昼食のため一旦帰宅。昼食後、ネットでセルスターターを直結で動かす方法を調べて再トライ。初めてやる作業でおっかなびっくりだったが、なんとかエンジンをかけることに成功した。父と叔父は藁の片付けに田んぼに行っていたので、電話でエンジンがかかったことを伝えてコンバインで田んぼに向かった。
 その後の稲刈りは問題なく進み、日が暮れるまでになんとか当日の予定分を刈り終えることができた。
 夜7時半頃に農機の業者さんが来て、エンジンがかからない原因を直してくれた。コンバインの胴体の横に緊急停止スイッチがあるのだが、このスイッチが中途半端な位置で接触不良を起こしていたのが原因だったようだ。そのために安全装置が働いてセルモーターに通電されない状態だった。業者がスイッチの着いたパネルを本体から外して軽く掃除したら問題なくエンジンがかかるようになった。
 負け惜しみではあるが、自分もこのスイッチが怪しいと思って外して確認しようとしたが、適当な工具がなかったので何度も押してみるくらいしかできなかった。