Hanaliブログ始めました

id:tokita93 の方だとちっちゃい音楽ネタとか告知とか微妙に書きにくいんで、こっちに書くことにしてみた。

hanaliの語源としてはこういうことを以前某日記に書きました。

"He Asked,Not Any LIons?"
はhanali命名の元ネタになった短編小説タイトルから引用。
ラテンアメリカの小説家、ロドリゴ・フェローツァの唯一の邦訳本である短編集『サン・バルデゴへ至る道』の中の小説。邦訳出版当時(90年前後?)はけっこう話題になったらしいけど、いまamazonで調べたら絶版で結構高値がついてるな。俺三鷹に引越すときにBOOKOFFに売っちゃったけど。もったいないことした。
その短編の邦題は「新たなる支配者とライオン」で、第一次世界大戦後のラテンアメリカの観光地を訪れたアメリカ軍の兵士が、女の部屋に宿泊したときに話したアジアの植民地での思い出話、という設定。兵士の従属していた隊の隊長がずっとアジアにライオンが居ると思い込んでいる愚鈍な男で、宿営地で敵に夜襲をかけられた際にライオンに襲われると思って逃げ出すこともできず、無闇に「ライオンいるかい?」と叫んでいるうちに敵に無残に殺されてしまう、という筋だったはず。でもその隊長は、本当は愚鈍なフリをしてるだけで、兵士は後にそれに気付いて、皆を逃がすためにそういう行動をしたことをずっと心に留めておいている、というオチだったような(あんまり覚えてない)。
どーいう名前にしようか、と当時メンバーだったサクライ氏と居酒屋で話していたときに、俺がたまたま古本屋で買って持っていた本をパラパラ開いてて、何となくそこから頭文字をとってそれっぽい名前を付けました。後で一応読んで、そのハードボイルドな語り口がカッコ良くていいじゃんいいじゃん、ってことでこういう名前になったんだよな。
あ、確か最初は単純に頭文字を一文字ずつ取ってHANALだったけどアナルっぽくて勘違いされそうなんで、HANALIまでにしたんだった。まあアナルはアナルでいいけど。

まあこれは全部嘘で、そんな小説家もエピソードも存在しないので気にしないでください。