英国 7日目

湖の畔にあるBelsfield Hotelは朝見ると、とても素敵なところでした。
湖水地方の朝は、軽い雨が降ったりやんだり。でも、それがかえってこの地方の緑とスレート石を積み上げた石垣によく合います。
今日朝9時にミニバスで迎えに来てくれた地元のドライバーGarryはHarrison Ford似の気のいいおじさんでした。

10:00 Worthworth's house - Dove Cottage

Dove CottageはWorthworthが実際に家族で住んでいた家。とてもこじんまりとした住み心地のよさそうな家です。階段途中の中2階から庭に出られるようになっていて、傾斜のついた庭には様々な草花が植えられています。実際に石炭が暖炉にくべられ燃やされているなど、当時のままに残された素敵な家でした。

Tarn Hows

ここから先は、Peter Rabbitの作家Beatrix Potterに関連する場所です。
彼女は、幼いころに夏休みのたびに訪れたこの湖水地方で、無数の動物を飼ったり触れ合ったりしつつ、絵を描いて育ったそうです。これが後にPeter Rabbitシリーズを生む元になります。
彼女は後に自分が愛した湖水地方で4000エーカー(16平方キロメートル)の土地を購入し、自身が育った頃のままの自然を守ることに尽力したそうです。そのため、その死後は遺書に、すべての土地をNational Trustに譲り、一切人工的な変更を加えてはならないとしました。そのお陰で、現在でも、美しい湖と丘、そして森の間の芝地に羊や牛がゆったりと休んでいる姿を見ることができます。
Tarn Howsは、彼女がNational Trustに譲った土地の地名です。このあたりの地名によくあるのそうですが、Vikingがこの地方に住みついた時代からの名残で、スカンジナビア地方の言葉の地名がついています。Tarn Howsとは「湖のそばの丘」という意味だとか。まさに湖のほとりに丘がいくつも連なっている地域でした。

12:00 Hilltop - Beatrix Potter's house

HilltopはBeatrix Potterが住んでいた家。残念ながら中に入ることはできませんでしたが、お庭を見て回り、ショップでめいちゃんは絵葉書を買い、おばあちゃんに素敵なクッションカバーをプレゼントしてもらいました。

14:00 Beatrix Potter Gallery

Hawksheadの村の中心まで来て、まずはGarryが勧めてくれたPoppiRedという雑貨屋さん併設のカフェで温かいPaniniと紅茶でランチをとりました。Kath Kidsonのものをたくさん置いている可愛らしい雑貨屋さんで、私もつい大型のポーチを買ってしまいました(^^;
その後、Galleryを見学。ここはBeatrix Potterが結婚したWilliam Heelisの事務所だった建物で、ここで彼女の原画などを見ることができました。印刷したものはたくさん見てきましたが、原画はまたそれとは違ってとても繊細で美しかったです。

Londonへ

その後、車でOxenholme駅へ。そこから16:24発Virginの電車に乗り換えてLondonのEugine駅へ3時間ほどの移動をし、Londonに戻ってきました。
夕食は、2回目のホテルのレストランで。前回Smoked Salmonがとても美味しかったし、外へ出るのも疲れるので。
めいちゃんは前回私とシェアをしたSmoked Salmonを今回は1人で。私は、Ceasar Salad with King Prawnsを前菜とし、メインはPorkを二人でシェア。前菜はめいちゃんは大満足で、私も野菜たっぷりでよかったのですが、メインは今一つでした。。。