Museo del Prado


傘をさして、昨日の朝と同じ道でMuseo del Pradoへ。前日に念のためチケットをネットで購入しておいたので、売り場に並ぶことなく開館とともに入館できました。
館内では一通りすべての部屋を回りながら作品を鑑賞しました。ParisのLouvreなどに比べると規模は大きくないので、一応全部を観て回ることはできる広さ。ただ、やはり作品数は多いので、ある程度飛ばしながらにならざるを得ません。
ここは、Goya、El Greco、Velázquezなどの有名な作品があります。正直、個人的にはあまり好きな画家たちではないのですが、今回のPradoでは、暗い作品ばかりの印象だったGoyaが実はとても明るい牧歌的な作品を描いているなどの新しい発見もありました。昔Firenzeに行ってから好きになったFra Angelicoの受胎告知は修復中とのことで残念ながら観られませんでした。


観終わって、美術館内のCaféで休憩をし、歩いてPlaza de Colon近くのZara Homeへ向かいました。Zara Homeは日本にもあるのですが、スペインが本場。どんな感じかなと思って行ったのですが、ほぼ日本のお店と変わらない感じ。それだけ日本の店舗が忠実にコンセプトを守っているということなのでしょう。
14:30頃になってようやくお昼が入る程度におなかが空いてきたので、近くのStarbucksで遅めのランチをとりました。日本のスタバにはないたっぷり野菜のサラダやクロワッサンのサンドイッチがあって、とても美味しかったです。
そこから、今回の旅で初めてMetroを使ってTribunal駅へ向かいました。MadridのMetroはICの入ったカードにチャージをして使っていきます。都度チャージをする場合は、アルファベットから行き先を選べばその分の金額をチャージしてくれる形態で、慣れればとても分かりやすいです。
Tribunal駅の近くには、雑貨屋さんやセレクトショップが多いという記事を出発前にネットで読んでいたのですが、実際に行ってみると、ちょうど午後の閉店の時間帯(多くの店が午後数時間閉店します)にぶつかっただけでなく、落書きの多い、なんとも治安の悪そうな地区だということが判明。急いで大通りに出て、そこからGran Viaに出て、昨日、疲労感からあまりできなかったウィンドウショッピングをすることにしました。
Zara 、Mango、Leftiesなどのファッション店を見た後、Primarkというファストファッションと雑貨を売る大きいお店を見つけました。4階建てで、日本で言えば銀座のユニクロのような感じでしょうか。そこで、めいちゃんはなぜかHarry Potterの呪文が書いてある靴下を、私はカーキ色の部屋着とビューティーブレンダー(化粧用のスポンジなのですが、最近よく見ている元NYCBのKathryn Morganが愛用していてちょっと気になっていたものです)を購入しました。
その後、地下鉄で一度ホテルに戻り、しばらく休憩してから、19:30ごろ夕食に出ました。
今日の夕食は、外れが少なく、生野菜が食べられるということでイタリアンへ。Trip Advisorなどで調べてホテルから歩いて10分もかからないGran Via 沿いにOvenというお店を見つけました。行ってみれば、カジュアル過ぎずフォーマル過ぎず、丁度よい感じです。前菜に頼んだ、牛肉のカルパッチョルッコラたっぷりで、パルミジャーノチーズもたっぷり乗っています。その後、サーモンサラダはスモークサーモンと葉物野菜がたっぷり、そこにモッツァレラチーズが乗っています。そして最後にプロシュートハムのピッツァをシェアしました。とっても美味しかったです。