感想 鎌池和馬「とある魔術の禁書目録」

灰村キヨタカ電撃文庫・550円・ISBN:4840227853
内容を要約すると「よわッ!」
ビリビリ娘、一巻と三分の二という長期にわたった待機状態から満を持して登場です。 その上、これだけ待たせたんだからとばかりに妹も追加。さあ、二人同時攻略の始まりです。
というわけで、主人公がなんとなく状況に割り込んで、ひどい目に合いながらなんとなく状況を打開するダイ・ハード展開となるわけですが、今回は比較相対的に的が絞れているというか途中で変なフラグが発生しなかったため、状況がさして混乱する事も無くスムースに事が運んだという印象です。 あいかわらずサブヒロイン化した人のフォローの無さが際立っていますが、その方がちゃんと話が進むようですね。
それでも話の比重が妹により過ぎた感もあり、ここをもうちょっと絞りきれたら・・・どうだろうかなあ、と思わなくも無かったです。