感想 時雨沢恵一 『学園キノ』

学園キノ (電撃文庫 (1283))

学園キノ (電撃文庫 (1283))

 内容を要約すると「電撃がパロディに走るはしり」
 キノほとんど未読の私ですが、パロディネタは好きなので読みました。
 感想。

一話目:パロディかあ……いいんだけどさあ…。
二話目:うんうまいパロディだ。いかにもパロディってパロディだ。
    しかし……これはどこまでいってもパロディだな。
三話目:うまい! なんだこれは。味噌が違うのかな。
    いいじゃないか。こういうのでいいんだよこういうので。
あとがき:二巻目! そういうのもあるのか。

 全体の感想はこんな按配です。ヘクトパスカルに載ったやつはこなれていて大変良かった、という印象が強いんですが、この時の時雨沢恵一氏にはなんかあったんですかね。作家として何かに目覚めたとか。