感想 林トモアキ『戦闘城砦マスラヲ vol'1 負け犬にウィルス』

 内容を要約すると「最強エンジェル伝説ヒデオにようこその一」
 前作の感想がうまく書けず「ああ、そうか。バカなんだ……俺」と半ば諦念を抱いているわけですが、*1それはさておき。
 ここまでの超弱主人公で話がなんとかなるというか、一巻時点で既に主人公がヒデオ以外は有り得ない話になっているのは凄く好感です。ギャグ、シリアス共に存在感がいい意味でも悪い意味でも出ていて、こいつが思いついた時点で勝利と言うか。まあ前作の瞬間最大ヒロインもそれはそれで好きなんですが、それはまた別の話。
 しかし、この話どう転ぶんでしょうか。前作を読んだ得られた感覚だと、林トモアキという人は自分の書き方が良く分かっているというか、話の展開が爆裂しやすいのを見越して種々設定をゆるくしているんで、その辺からの逆算が出来ないんだよなぁ。*2
 というわけで、早く続きよませろー! といってみます。

*1:書くとしたら「何故翔香姉にイラストが無いんだよ!」というのが一番に出るんで困ります

*2:とはいえ、ノエシスプログラム辺りはわりと初期から完成形を考えてたような気がするけど