感想 saxyun 『空想科学X lesson1』

空想科学X 1 (電撃コミックス EX 108-1 THE NONSENSE OF WO)

空想科学X 1 (電撃コミックス EX 108-1 THE NONSENSE OF WO)

 大体の内容。
 博士と助手のゆるい掛け合い。異常。
 見所。

それじゃ トマトンですよ
ノー! ノー触手!
じゃあ火炎放射器

 いやいや。
 また、なんというこの距離俺向きだ! というだれたテンションでお送りする、博士助手漫談。
 前半というか最初の頃はまだ発明が出てきたり、新キャラが出てきたりあったのですが、進むにつれてどんどん博士助手だけになり、発明品もほとんどノルマ化してしまい、最終的にただの棒とかになるという*1という正直驚愕、するほどでもないか、な展開に不覚にも深く心奪われてしまいました。そのくせ、お題には忠実だったりしたり、巻の終わりに近づけば近づくほど投げっぱなしに拍車がかかって、結構深刻な事態なのにまるでそれを処理しない辺りとか、特に。
 さておき。
 個人的には、猫を色々する『かべのなかにもいる』が理不尽気味で好み。猫挟まりすぎ。あと「うなぎしまう」こと『パブロフのうなぎ』とかも。テンドンベタベタヤンケー。キャラの好みは当然のようにハカセの方に軍配です。ツッコミベタベタヤンケー。いや、ハカセはボケですが。コトさんは気を抜くとすぐに凶暴なメス部分が溢れ出てくるので、それに相対するハカセを見ていてハラハラするのが、これの主の楽しみ方でいいんです。たぶん。
 さておき。
 不条理系ってこういうのでおKでしたっけ? 自分の思ってるのと世間で思われているのとの差を埋めようにも、埋める機会があまりない世界ですからね、こういうの。
 とかなんとか。

*1:しかも役立つ