感想 コバヤシテツヤ 『二丁目路地裏探偵奇譚 1』

二丁目路地裏探偵奇譚 1 (まんがタイムKRコミックス)

二丁目路地裏探偵奇譚 1 (まんがタイムKRコミックス)

 大体の内容。吸血鬼と探偵助手の毎日。この頃は最近よりは吸血鬼ネタが濃いです。折に触れて吸血鬼と言うことにツッコミが入るのですが、ちょっとしつっこいぜ! くらいには吸血鬼ネタを引っ張るのであります。まあ初期のこういうノリって男の子だよなー。言ってて意味分からんけど。
 大体の見所。ショコラが女の子だとはどういうことだ! どういうことなんだあー! どっちか分からないあわいがいいんじゃないかー! でもその方が、いいのか。女の子わんさかコメディの方が安心安全か。まあ言うほどわんさか出てこない、というか女児じゃねえ女子は二人ですが、それがまた良い点ではあります。無駄に増やしすぎないで、手持ちの弾でどうにか、と言うノリは好きです、よ。
 それと最近に比べると季節感があるなあ、とかなんとか。バレンタインやらお正月やらクリスマスやらやってるし。今はガネさん加入イベントを順調に消化してるから、してる暇が無いのか、単に話の都合上、季節がそこに達してないかって感じですが。見始めたのがガネさん加入からだから、季節感があるんが逆に新鮮に見えました。なんかこういう流れはしないといけない暗黙の了解でもあるんだろうか、きらら系には。
 さておき。お話としては基本的に一回一回、単発単発なのでまあ基本的に素晴らしくの当たりはないけど、逆に外れもないんですが、巻末の書き下ろしはちょっと良かったかなー、とか。具体的にここが、というよりは雰囲気でしょうか。モノローグがなんか良いような気も気も気も。とかなんとか。