先に総評
ちょっと調子良く連載が揃ってたと思ったらまた休載ラッシュだよ！ という事で、今号はゲスト多めの誌面展開となりました。その中では長くゲストをしてきたホリせんせの『PrettyPrison』が今回で最後だというアナウンスが流れてきたりも。正直に申しますとそれ程ノレた作品ではなかったんですが、それでもこういういい話の雰囲気で締められると、どうしようもなく勿体無い事だったのかなあ、とも思ったりする優柔不断であります。もうちょい、既存のキャラで大きく回せたら、また違ったんだろうけどなあ。連載終了というと茹でピーせんせの『ふぉりぼら』も終わるとの事。単行本は出ないんですかね……。この辺がきらら系の怖さとして建立されている部分ですよね……。
さておき。
そんなゲスト攻勢の影に隠れがちですが、今回はちゃんとしたトピックもございます。それがmsせんせの最新作『放課後リトリップ』なのです！ 内容を軽く申し上げると、転職に失敗して無職になったハナさん（26歳）が、ちょっと色出して高校の制服着ちゃったばっかりに高校生と間違われて、JKと遊ぶ事に。という物で、かなりこの先がどうなるのか分かんない弾丸をぶっこんでまいりましたな。としか言えません。まだ開始したばかりで即断は難しいですが、それでも他のJK系4コマとは毛色が近いのに遠いというかなりのクセ球なのはそのあらすじから想像出来る事と思います。きらら誌が次代に向かう為の新たな一助となるのか、徒花になるのか。それはこれからですが、個人的には大変応援したい漫画が出来たなあ、という思いに。
個別チェック三連弾
- 湖西晶『〆切ごはん』
- マグロ女の軍艦マキ……。その言葉だけで俺はもう、彼はここで一度達した。状態です。
回転スシに行ってネタが出ない！私の頭に回ってこない！昨日私は理由を知った！私の部屋が！ちょっと汚過ぎる！マワッテコナイ！ネタガコナイ！コナイ！コナイ！ネタガコナイ！部屋を汚しすぎるな！部屋を汚しすぎるな！部屋を、汚しすぎるな！
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- という謎の改変歌が脳内を駆け回った辺り、今回の自分の脳はあれだったのでしょうね。←自己解決
- 津留崎優『箱入りドロップス』
- 海！ 海！ 海水浴！ という事で当然の水着回ですが、ただ雫ちゃんの水着姿を見る為だけに、なんでこんなバカ話に……。全体的に相ノ木が悪い気もしますが、彼としても思った事をついそのまま口にしただけであり、実際の所萌さんのオパーイは実際オオキイのであり、そういう言葉がするっと出てしまっても仕方ないのであり、それを陽一が真似て胸、小さいな……。と言ったのも参考にしたからなのであり、つまりどう考えても陽一がそのまま真似るのが悪い。オブラートに包んだ方がいいって、相ノ木ので気付いとかないと。でも、雫ちゃんの水着が似合ってる、というのを面と向かって言えずに遠くに怒鳴るのは、もう本当に分かりやすい奴だな、とは思いました。
- オカモト『帰宅るまでが学校です！』
- 辻さんがツボに入ったー！ と思ったら持ち直してｷﾘｯとしてるのが大変楽しかったですね。崩れ顔は全く見れないという、余計に気になる状態にされてしまいましたが、そこでガン崩れた辻さんというのはキャラ崩壊の一助なので、そこは最低ラインを守ったこの漫画の矜持を見たような気がしました。なんのかんので辻さんと仲良くなってる立花君ったら。この天然で押していくのが、意外と効果あるんだろうなあ。計算してないから、余計にいいんだろうなあ。
今月のワンワード
- 井上かーく『JOB&JOY』より。
「何かゆう冷たくない！？ 「ははっ 冷やし優也だからな」とかそういうことなの！？」
「どういうことだよ」
- 本当にどういう事だよ。というか上手い事言ったつもりか。
