Ruby 陣営は冷たい気がする

 久々にライトウェイトなCGIの仕事があったので、Rubyを使おうと思ったのですよ。で、久々にRDEって今どんな按配なのかなぁと除いてみたら、メジャーリリースしていて「おおっ」と喜び勇んで使ってみたのです。


 ……んー。なんといいますか、ここでもRuby陣営特有の「冷たさ」みたいなのを感じました。まず、何故かイントールが失敗しました。ruby.exeにパスを通していなかったのですが、インストーラruby.exeのフルパスを聞いてきたから大丈夫だろうと思っていたのですが、なぜか、フルパスじゃなく単にruby.exeが動いた模様。インストーラのバグ? そもそも、配布形式にreadmeがなくて四苦八苦。で、起動してみたら英語。じゃあ、インストーラが聞いてくる言語は何? というか、デフォルトで英語なのはなんで? OSのロカールを取得して、その言語をデフォルトでするものじゃないの、普通は。


 っと、その前にRuby陣営の冷たさってナンなの? となるかもしれません。私は何度も言っているようにRubyは大好きです。でも、Rubyってある一線で「突き放される」気がするのです。「これ以上知りたかったらソース読め」みたいな。それから、結構平気で英語サイトに誘導する。イマドキのデベロッパは英語ができなくてどうするってなもんでしょうが、せめて「英語のサイトになりますが」ぐらいの配慮は欲しい。だって、日本産ってことでRubyを選んでる人だって少なからずいるんだし、日本語の情報に恵まれてると思ってる人だっているんだから(まぁ、実際はユーザ数が圧倒的に多いPerlなんかのほうがずっと情報が多いような気もするけど)。


 ともあれ、Ruby on Railsをきっかけにして商業ベースな情報サイトが増えれば改善されるのではないかと淡い期待を抱いております。