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hann3の武道書録&読書日記〆 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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  • 2009-09-09

    []ホームランのコツは、ボールの7ミリ下を打つ?




    かつてミスター三冠王であった落合博満が、ホームランを打つコツを若手選手に指導しているのをテレビで見たことがある。


    彼の指導はこうである


    バックネットに向かってボールを打たせる。注意することは、バットを水平に振ることと、打球がバックネットの上部に当たるように打つことだけ。


    バットを下から上に向かって振るアッパースイングは認めない。あくまでバットは水平に振って打球をバックネットの上部に当てるのである


    落合博満が、毎分4000回転の逆回転が飛距離を伸ばすのに最適だという科学的な知識をもっていたのかどうかはわからない。彼は実体験からバットを水平に振って、ボールバックネットの上部に当てるように打つ練習が、ホームランを打つために必要な逆回転のかけ方を覚えるのに効果的だということを知っていたのだろう。


    毎分4000回転の逆回転を打球にかけるには、バットボールの中心からおよそ7ミリ下に当てることが必要である。これも至難の業といえる。


    かつて、王貞治の現役時代ホームラン分析する機会があった。そこで明らかになったことは、王のバットボールの中心より7ミリ下に当たっていたということである


    『ホームランはなぜ打てるのか (プレイブックス・インテリジェンス)』より




    ボールに逆回転をかける。ゴルフクラブの“アイアン”でショットを打つような感じなのかもしれないですね。


    逆回転によってボールの上部と下部の空気の流れが変わる。飛行機つばさで飛ぶのと同じ構造上下を通過する空気圧力の違いでボールが浮き上がっていくというもの


    ですが、回転数が毎分4000回転を超えると高く上がりすぎて飛距離が伸びない。一番よいポイントが、ボールの中心から7ミリ下らしい。王貞治選手ホームランの秘訣は、その7ミリを捉えていたからというのが凄い。あの独特のフラミンゴ打法一本足打法)が精密な狙いを可能にしていたのでしょうか。


    以前、「イチロー選手と王選手バッティングフォームが表と裏の関係?」といったブログをしましたが、9年連続200本安打目前のイチロー選手バッティングの正確さもボールを細かく精密に捉えられる動体視力なのだと思われる。


    正確なデータがわからないのですが、プロ野球で使用されている球は約72mm前後らしい。ですが、ワールド・ベースボール・クラシックで使用されたボールの直径は68ミリとのことなので、第2回WBC2009年)でのイチロー選手の不調はボール感覚の調整の難しさにあったのかもしれないですね。




    ホームランはなぜ打てるのか (プレイブックス・インテリジェンス)

    ホームランはなぜ打てるのか (プレイブックス・インテリジェンス)

    作者: 湯浅景元

    カバー写真PPS通信社

    DTP・図版:ハッシィ

    出版社/メーカー: 青春出版社

    発売日: 2003/05

    メディア: 新書



    目次


    はじめに

    1章 ホームランはこうして生まれる

    ボールの飛距離が決まる2つの条件

    ホームラン打者たちのスイング速度

    持久型の遅筋と瞬発型の速筋肉

    バッティングにおける「目」の役割

    ボールに縫い目がなかったら

    最適なバットの重さとは

    スイートスポットの位置

    ホームランはヒットの延長か

    筋肉ではなく“脳”で打つ

    ホームランを打ったつもりが凡打になるのはなぜ?


    2章 ホームランバッター技術秘密

    打者によって異なるホームランへの戦略

    筋肉の量とフォーム

    予測を修正できるか、できないか

    「構え」に見る個性

    足を持ち上げて着地するタイミング

    2つの運動で構成されるスイング動作

    バックスピン型」と「スピード型」のホームラン


    3章 松井ボンズ科学する

    松井メジャーホームランが何本打てるのか」

    松井ボンズの成績比較からわかること

    スイング時間を短縮する方法

    脚力の衰えをいかに防ぐか

    ボールへの集中力いかに高めるか

    栄養摂取のタイミングと中身


    4章 球史に残るホームラン記録の数々

    日本プロ野球ができるまで

    “通算”ホームラン

    “シーズン”ホームラン

    “満塁”ホームラン

    代打ホームラン

    “バランス型”ホームラン

    “年齢別”ホームラン


    5章 豪速球と変化球ホームラン

    打者から余裕を奪う豪速球

    歴代の豪速球投手たち

    豪速球投手になる方法

    どんな豪速球でも慣れてしまう?

    ボール軌道を変化させる「マグナス力」

    打者から見て打ちにくい変化球

    究極の変化球とは


    おわりに

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