沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会(「新宿ど真ん中デモ」)

2012-01-24

1月21日「首相官邸ど真ん前デモ」の報告です!

 1月21日「首相官邸ど真ん前デモ」は、みぞれまじりの雨が降り続く中での開催となりました。寒い・・・前日は雪。予想された悪天候にもかかわらず、集合場所の新橋SL広場には約50名が結集しました。

f:id:hansentoteikounofesta09:20120124122818j:image

 この日、沖縄では、沖縄市民訪米団がアメリカへ向け出発しました。「本来なら、日本政府が沖縄の民意に則って対米交渉すべきですが、到底期待できません。沖縄の未来に関わる「新たな米軍基地の建設」という不条理をただすために、沖縄は大同団結して、県民大会で確立された意思「国外・県外」を掲げて、独自に米国連邦議会と米国の世論に訴えていくべきだと考えます。」【アメリカへ米軍基地に苦しむ沖縄の声を届ける会 カンパ要請文より http://www.bd.libre-okinawa.com/info/miguopaiqianhenokanpanooyuani】。訪米団にメッセージをお送りしたところ、出発直前にもかかわらず、訪米団からデモ宛にメッセージをいただきました。ありがとうございます。【参考・沖縄タイムス記事:「基地」直訴へ訪米団出発 2012年1月22日付

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-01-22_28814/】 

 

 ★mkimpoさんの写真 http://www.mkimpo.com/diary/2012/kantei_12-01-21.html

 デモは約70名が参加。ドラム隊を先頭に、いつもの「沖縄を踏みにじるな」8メートルバナー、そして、さっちゃんのソウルフルな歌。ラップ調・ビジュアル系・ヤケクソ絶叫など多彩なコールが入り交じりつつ、新橋から六本木までの約5キロを2時間かけてねり歩きました。広々とした銀座中央通り、雨でも買い物客が行き交う数寄屋橋交差点のど真ん中で「日本政府は沖縄の自己決定権を踏みにじるな!」「野田首相米軍基地の押しつけをやめろ!」「米軍基地の押しつけは沖縄差別だ!」のシュプレヒコール。霞ヶ関では、環境省前で「防衛省のいい加減なアセスにもの申せ!」「ジュゴンの海を壊すな!」、外務省前で「日米共同声明を撤回しろ!」「アメリカに基地撤去の交渉をしろ!」、文科省前で「八重山に戦争肯定の教科書を押しつけるな!」などなど。そして133日目を迎えた経産省前テントひろば前でエール交換。【経産省前テントひろば http://tentohiroba.tumblr.com/

f:id:hansentoteikounofesta09:20120124122819j:image

 虎ノ門を過ぎたあたりから、ただでも多い警察、機動隊がさらに増え、アメリカ大使館手前のJTビル前では、これでもかというほどの警官の群れ・群れ・群れ。首相官邸に通じる道は柵までこさえて完全封鎖、歩道も広い道路の中州も機動隊が占拠。まったくどうにかしてます。今回、警視庁はまたしても、わたしたちが申請したデモコースを勝手に変更してきました。「んじゃ終わってから歩いてくよ」ということで、六本木の公園にゴールした後、首相官邸前までみんなで徒歩で向かい、官邸前からの参加者たちと合流、ぶじ申入れを貫徹しました。

 【1月21日付「沖縄におけるすべての米軍および自衛隊の施設建設計画にたいする抗議申し入れ」はこちら http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/20120124/1327363470

 韓国で反基地運動に取り組むアクティヴィストからの連帯挨拶や、来週1月29日自衛隊南スーダンPKO派兵に反対する防衛省デモ(市ヶ谷・外濠公園14じ)を行なう反安保実行委からのアピールもありました。沖縄のひとびとが、基地撤廃を求めてアメリカとの直接の交渉を独自に開始する、辺野古に、高江に、新たな基地をつくらせないためにそこに日々座り込む、作業員たちへの対面での説得を諦めることなく続ける。わたしは沖縄のひとびとのたたかいに、「抵抗」ということばにおさまらない、自らの望む平和を自らの手でつくりあげることへの強靭な意思をひしひしと感じます。東京のわたしたちは「沖縄の自己決定権を踏みにじるな」と言っていくと同時に、ではわたしたちはどのような世界を希求するのか、沖縄との関係のなかから絶えず考え動きたい。

 デモ中継、確認できただけでも3名ものかたが極寒のなか同行・撮影してくれました。ありがとうございました!(文責/S) 

 ★yukikoot さん 

   http://twitcasting.tv/yukikoot/movie/3497260

 ★IWJ(岩上チャンネル)さん 

   http://iwj.co.jp/wj/open/archives/2679 

 ★生放送出張隊 さん 

   http://www.ustream.tv/recorded/19899061

   http://www.ustream.tv/recorded/19899061

   http://www.ustream.tv/recorded/19901499

1月21日 沖縄におけるすべての米軍および自衛隊の施設建設計画にたいする抗議申し入れ

日本は沖縄の自己決定権を踏みにじるな! 新たな基地はつくらせない! 1.21首相官邸ど真ん前デモでの抗議申し入れ文です。



内閣総理大臣 野田 佳彦 様



沖縄におけるすべての米軍および自衛隊の施設建設計画にたいする抗議申し入れ



 普天間米軍基地の県内移設に、沖縄は島ぐるみで反対しています。高江での米軍ヘリパッド建設計画や、与那国島への自衛隊配備計画への反対の動きもますます高まりつつあります。米議会のなかでさえ、沖縄内での米軍基地移転が現実的ではないという声が出てきています。


 それにもかかわらずあなたがた日本政府は、昨年末、辺野古着工のための環境アセス評価書を強引かつ卑怯なやりかたで沖縄県庁に提出しました。1月15日には、野田改造内閣における就任早々の田中防衛大臣が、辺野古の工事に「年内着手」するなどと発言し、追及を受けました。17日からは、高江でのヘリパッド工事を再開し、アームをあげた重機を乗りつけて住民の会を威嚇しています。日本政府こそが沖縄への米軍基地おしつけにもっともこだわっているということは、もはや誰の目にも明らかです。昨年11月、辺野古への基地移設をレイプにたとえた元沖縄防衛局長が更迭されましたが、あなたがたの実際にやっていることはかれの発言となんら変わらないことです。1月14日に野田首相は、「日本政府アメリカ政府も沖縄で血が流れることを望まない」から辺野古の工事は「強行」しない発言しましたが、つまりそれは、工事強行すれば手を血で汚すことになると政府が認識しているということですね。にもかかわらず以上のような姿勢を政府がとりつづけるというならば、野田首相の発言は「血を見たくなければ従え」という沖縄への恫喝としか解釈できないものであって、許せません。どうしても米軍基地が日本に必要だというなら(むしろなくすべきとわたしたちは考えますが)、政府は辺野古ではなく東京湾で環境アセスをやってみたらどうでしょうか。


 あなたがた日本政府の、なんとしてでも沖縄に米軍基地をおしつけようという態度が、どこから来ているのかもまた、すでによく知られています。つまり、日本(ヤマト)が沖縄(琉球)を暴力的に支配し利用してきた、植民地支配の歴史のことです。アジア諸国にたいする外交的優位を維持したいがために、沖縄に米軍基地を置きつづけたいのだという思惑が政府にあるということもまた、日本国外の人々にはよく見えていることでしょう。


 いま日本政府や日本人が覚えなければならないことは、「沖縄の負担軽減」という誰にも信用されないことばで、沖縄を黙らせたりなだめすかしたりしようとすることではなく、対等な他者としての沖縄に敬意をもつことではないでしょうか。沖縄の人々は、日本政府には愛想をつかして、今日からアメリカに直接に代表者を送り、基地移設反対を訴えます。また南西諸島では、米軍ではなく自衛隊の配備への反対の声が高まっています。台湾などアジアのほかの国々との交流が歴史的に深い地域であり、そのような交流を基礎とした経済振興ビジョンがあるというのに、自衛隊配備はそれを阻み、南西諸島を政治的にも経済的にも従属させることになるからです。これは沖縄ではなく日本の問題です。日本こそが、沖縄を暴力的に従属させ、沖縄の自己決定を妨げてきた歴史とその結果にどう向き合うかを問われているのです。


 わたしたちは沖縄を踏みにじることも、日本の軍事再編・強化も許しません。したがって、以下の三点を日本政府に申し入れます。



1. 環境アセス評価書の沖縄への提出を断念すること。また、辺野古への滑走路建設案を撤回し、普天間基地を撤廃すること。


2. 高江への米軍ヘリパッド建設工事を中止し、建設計画を撤回すること。ヘリパッド建設工事を力づくで強行したことについて、高江住民に謝罪し補償を行なうこと。


3. 与那国島ほか南西諸島への「防衛」を口実にした自衛隊配備策を撤回すること。




2012年1月21日

沖縄を踏みにじるな! 緊急アクション実行委員会





___