半坪ビオトープの日記

ヒパリクム・マクラトゥム

次に現れてくるのは、モン・ブランの展望台になっているエギーユ・デュ・ミディ(3842m)で、シャモニ針峰群の起点となっている。
モン・ブランはエギーユ・デュ・ミディの陰になって見えない。右下の台地に目的地であるプラン・ド・レギーユ(2310m)のロープウェイ駅があり、その向こうにボソン氷河とタコンナ氷河が見える。
右上の黄色い花はオトギリソウ属のヒペリクム・マクラトゥム(Hypericum maculatum)。ヨーロッパからシベリアにかけて広く分布する。北海道のハイオトギリや中部地方のシナノオトギリによく似ている。花びらの裏側に黒線があり、黄色いつぼみに黒点となって見える。