半坪ビオトープの日記

モナルダ

和名をタイマツバナというシソ科のモナルダ・ディディマ(Monarda didyma) は、北アメリカ東部に分布する。
高さ1m前後で花は頂生し、頭状に集まる。花序は5cm前後、苞は赤みを帯びる。花冠は3cmで深紅色。頭状花からさらに一本花序を立ち上げることもある。切り花にも向く。職場の裏庭にも咲いていた。
属名は、スペインの医師で植物学者のモナルデス(1493-1588)の名にちなむ。ほかにヤグルマハッカ(フィスツロサ、M. fistulosa) という種もあり、オレンジに似た香りがあり、ハーブとしてはベルガモットの名で出回ることが多い。流通名モナルダである。
右上の花もモナルダ属の花であるが、品種名はわからない。