半坪ビオトープの日記

2010-10-31 たこ杉、シロヨメナ

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参道脇にある、高さ37m、目通り幹囲約6m、樹齢約450年の大杉はたこ杉という。八王子市指定の天然記念物であり、高尾山内にある都指定の飯盛杉に次ぐ大木である。

露出して曲折しているいくつもの根が、たこの足に似ていることからこの名がついたという。根のすぐ上には漏斗(墨の吐き出し口)もある。

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たこ杉の手前には蛸供養碑がある。1962年に築地魚市場などの水産物販売業者らが建て、毎年蛸供養の法事をしている。石碑の字が赤いのは、茹でダコの赤である。

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参道脇のあちこちでシロヨメナ(Aster ageratoides ssp. leiophyllus) が咲いている。白い嫁菜とのことだが、ヨメナ(Kalimeris yomena) よりノコンギク(Aster ageratoides ovatus) に近い。

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本州、四国九州の山野に分布し、花期は8〜11月。別名はヤマシロギクという。

2010-10-30 ヤクシソウ、ツチグリ

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高尾山にはいくつものハイキングコースがあり、幼稚園児でも麓から歩いて登っていたが、中高年は無理せずにケーブルカーに乗って高尾山駅に着いた。

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ヤマホトトギスの近くにはオニタビラコ属のヤクシソウ(薬師草、Youngia denticulata) が咲いていた。全国の山野にふつうに見られる多年草で、高さは30〜120cmになる。

花期は8〜11月。枝を切ると白い乳液を出す。名の由来は不明だが、葉の基部は茎を抱き、その葉の姿が仏像の光背に似るからとの説がある。

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道端に特異な姿をしたキノコのツチグリ(土栗)がいくつか見つかった。星形に開いた外皮の上に球形の袋があり、熟すと先端の穴からたくさんの胞子を煙のように放出する。

2010-10-29 高尾山、ヤマホトトギス

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このところ中高年ハイキングがはやっている。久し振りに軽く山歩きと思い、先日、高尾山に行った。

最近、運動をほとんどしていないので、ケーブルカーに乗る最も簡単なコースをとった。

高尾山は元来、修験道の霊場であり、真言宗智山派大本山、高尾山薬王院有喜寺の寺域となっている。

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高尾山のケーブルカーは昭和2年に営業が開始され、現在は平成20年12月に導入された新車両が走っている。最も急な所は傾斜が31度18分あり、ケーブルカーの線路では日本一の急勾配である。

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高尾山駅から歩き始めると、道端にヤマホトトギス(Tricyrtis macropoda) が咲いていた。花被片が強く反りかえるのが特徴で、よく似たヤマジノホトトギス(T. macropoda ssp. affinis) と区別される。

2010-10-28 ギンミズヒキ、ミズヒキ

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よく見かける赤いミズヒキに対し、こちらのタデ属のギンミズヒキ(銀水引、Polygonum filifrme albiflorum) はミズヒキの白花種である。

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日本全土、中国朝鮮半島インドの人里の林縁部に広く自生する多年草

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2mmほどの花弁にみえるものは萼片で、4枚とも白い。

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一方、ミズヒキ(Polygonum filifrme) では上側の3枚の萼片は紅色を帯びるが、下の1枚は白い。

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ミズヒキもギンミズヒキも花後、鉤状の花柱が残り動物の毛や人の衣服に付着して種子が散布される。

2010-10-27 ハシカンボク・さくらこまち

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「さくらこまち」の名で流通しているこの花は、ノボタン科ハシカンボク属のハシカンボク(波志干木、Bredia hirsuta)という。ブレディアという属名は、オランダの植物学者ファン・ブレダの名にちなむ。

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屋久島以南、沖縄に自生する非耐寒性常緑亜低木で、高さは30〜100cmになる。花色は淡桃色が基本だが、最近は桃色や白色の矮性の園芸品種「さくらこまち」がよく出回っている。

花期は5〜11月と長く、花径は1.5cmとノボタンの仲間ではかなり小さい。

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数日後、桃色の花を見かけたので追記しておく。

2010-10-25 ステルンベルギア・ルテア

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春に咲く黄色のサフランに似るこの花は、ステルンベルギア・ルテア(Sternbergia lutea) という。地中海沿岸地方原産の球根植物で、9月下旬から10月にかけて開花する。日本には大正時代の末頃渡来した。

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別名キバナタマスダレという。タマスダレより小振りで花径は3cmほどである。一本の花茎に一つの花をつけ、一つの球根で3輪程の花を咲かせる。

秋に花が咲くと同時に細長い葉を出し、春に葉が枯れて夏に休眠するという生育サイクルをとる。

2010-10-24 アカバセンニチコウ(赤葉千日紅)

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先日取り上げたセンニチコウによく似たこの花は、同じヒユ科だが別属のアカバセンニチコウ(赤葉千日紅、Alternanthera dentata 'Rnbiginosa') の園芸品種で’ルビギノサ’という。

アルテルナンテラという属名は、ラテン語の alterno(互生する)とギリシア語の anthera(葯)からなり、稔性のある雄しべと不稔の仮雄ずいが交互につくことによる。和名はツルノゲイトウ属という。

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西インド諸島ブラジル原産の非耐寒性多年草で、高さは20〜50cmになる。原種の葉は緑色だが、赤葉(銅葉)のルビギノサという品種は、白い花との対比が美しい。英名は、indoor clover という。

花期は6〜11月とかなり長く、濃赤紫色の葉も年間を通して楽しめるので、寄せ植えに利用されたり、境栽植物として活用されたりする。

2010-10-23 マユハケオモト

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今年もまた、風変わりなマユハケオモト(Haemanthus albiflos) を見かけた。ハエマンツスという属名は、ギリシア語 haima(血)と anthos(花)に由来し、ある種の花の色にちなむ。

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南アフリカ南部に広く分布し、葉は厚く、長楕円形で長さ20cmほどになる。球根植物で鱗茎は径7〜8cm。10月頃、10〜20cmの太い花茎の先に多数の細かい花を散形花序につける。

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たくさんの白い雄しべの先に黄色の葯が付く。日本には明治初年に渡来し、花序の形から眉刷毛が連想され、和名がつけられた。

2010-10-22 ダールベルグデージー

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繊細な葉と鮮やかな黄色の小花が可愛いこの花は、ティモフィラ属のダールベルクデージー(Thymophylla tenuiloba、Dahlberg daisy) という。

テキサス州からメキシコにかけて分布する一年草で、雨には弱いが夏の暑さには比較的強く、たくさん花をつけるので鉢植えに向く。

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花径は2cmほどで、全体に強い芳香がある。花期は4〜11月。別名、ディッソディア(Dyssodia) あるいはティモフィラとも呼ばれる。

2010-10-21 オオケタデ、イヌタデ

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一年草なのだが2mにも達する巨大なタデは、オオケタデ(大毛蓼、Polygonum orientale)という。和名は、茎や葉の裏に短毛を密生することによる。

中国南部東南アジアを原産地とし、日本では江戸時代より観賞用に栽培され、別名はオオベニタデという。日本全土に野生化している。

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ポルトガルから薬草として渡来したともいわれ、マムシの毒消しからハブコブラとも呼ばれた。マムシの毒を解毒できるかどうかは不明だが、化膿性の腫れ物に種子の粉末を服用し、毒虫に刺された時には葉を揉んで汁を塗布するなど、民間薬として利用されてきたといわれる。

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花期は7〜11月と長く、多数の穂状花序を頂生し、10cm前後の紅紫色の花穂を垂れ下げる様子は圧巻である。よく見ると5mmほどの小さな花は金平糖のように可愛い。

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こちらがどこにでも普通に自生するイヌタデ(P. longisetum) 。日本、中国東南アジアの照葉樹林帯の農耕地を中心に広く分布する一年草北アメリカにも最近帰化したという。花期は6〜10月。イヌタデ(犬蓼)とは辛みがなく役に立たないことによる。

種子を包む淡紅色の花被を赤飯に見立て、子供がままごと遊びに用いる。別名、アカノマンマあるいはアカマンマという。

2010-10-19 せせらぎの里

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水再生センターの上部には、ほかにも新宿区落合中央公園があり、野球場やテニスコートが整備されている。水再生センターで処理した水は神田川に放流されるほか、一部は「新宿副都心水リサイクルセンター」に送水され、西新宿中野坂上地区のビルのトイレ用水としても活用されている。

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また、城南地区の渋谷川目黒川などの水源枯渇を補うためにその上流部に送水されている。せせらぎは最後に浅い池になり、夏には子供たちが水遊びで楽しむ場となる。今はアメンボが元気に動きまわっている。

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こちらの花壇にはセンニチコウ属のセンニチコウ(千日紅)が咲いている。別名はセンニチソウで、その名の通り花期が長く7月から10月まで咲く。

熱帯アメリカ原産の一年草で、日本には17世紀には渡来していたという。花色には紫紅のほか、肉桃、淡桃、白、桃に白のボカシなどがある

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せせらぎ橋から神田川を眺めるとサクラの並木が両側に見える。春の花見のころにまた訪れてみたいと思う。

2010-10-18 せせらぎの里

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下落合駅の近くで妙正寺川と神田川が落ち合う。そこにせせらぎの里公苑がある。1964年開設の都の下水道落合水再生センターの上部を公苑化し、1987年に開設されたという。

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下水の浄化水を源泉とした「せせらぎ」を中心とし、日本庭園風の修景緑地として整備し、四季折々の草花やサクラ、ウメなどの木々が植えられている。

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下水処理能力は45万㎥/日あり、中野区の大部分とその周辺を区域としている。無料開放だが夜間は閉鎖し、花壇などの管理も行き届いている。

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葉が細くヒャクニチソウを一回り小さくしたような白や黄色の花は、ジニア属のアングスティフォリア(Zinnia angustifolia) という。和名は、ヒャクニチソウ属のホソバヒャクニチソウ(細葉百日草)という。

メキシコ原産で高さが30cm弱の1年草。7月〜10月まで咲く。

星型のくっきりとした小さな花をたくさんつける赤や桃色の花は、アカネペンタス属のランケオラタ(Pentas lanceolata)という。和名は、クササンタンカという。

東熱帯アフリカ及びアラビア半島南部が原産地で、星型の花径は15mmほど、6〜10月と花期が長い。花色は赤、桃、白などがあり、園芸上はペンタスで流通している。

2010-10-17 薬王院

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野鳥の森公園の隣にある大きな寺は、ボタンで有名な薬王院である。真言宗豊山派の総本山である奈良長谷寺の末寺で、正式には瑠璃山薬王院東長谷寺という。

奈良長谷寺から昭和41年に牡丹を移植したのが始まりで、現在では40種類、1000株にまで増え、東京のボタンの名所になっている。

開山は鎌倉時代、相模国大山寺を中興した願行上人。本堂は昭和40年に奈良長谷寺京都清水寺とを模して建造したとされる。

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大きな鉢にはきれいなスイレン睡蓮、Nymphaea ) が咲いていた。属名は、ギリシア語 Nymphe(水の精)に由来する。

この赤いスイレンは、アトラクション('Attraction'、耐寒性)という品種と思われる。赤色の名花として最もよく栽培されている。

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スイレンは、熱帯性、耐寒性をもとに多くの園芸品種が作出されていて同定するのは難しい。

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薬王院の本堂は高台の一番上にあり、普段は入れない。

2010-10-16 氷川神社

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野鳥の森公園の入り口近くに下落合氷川神社がある。高田の氷川神社と合わせて「夫婦の宮」と称される。

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高田の氷川神社が素戔鳴尊を主神とするので「男体の宮」、この下落合氷川神社がその妻の奇稲田姫命を主神とするので「女体の宮」という。

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創建は第5代孝昭天皇の時代というが、実在が疑わしいほど古いので、とにかく古いということであろう。

2010-10-15 野鳥の森公園

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目白駅南のおとめ山公園と同じ落合台地の南斜面に新宿区下落合野鳥の森公園がある。

段丘の斜面なので近くには、久七坂、七曲坂、相馬坂など坂が多い。

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その一角から出る湧水を生かして野鳥の好む水辺を作り、モミジケヤキ、コナラ、カキなどの落葉樹を植えて、野鳥が訪れるようにしてある。

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池には中の島があり、飛び石で岸と結ばれている。

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これがこの近くの坂の中で最も古いといわれる七曲坂である。

しのしの 2010/10/15 22:28 私の自宅から比較的近い目白ですが、おとめ山公園・野鳥の森公園のどちらも知りませんでした。
草花や樹木もよいですが、こういうお店にも惹かれます。http://ccc-cc.cc/?p=473

hantubojinusihantubojinusi 2010/10/20 00:24 目白の近くには、公園も多く、元文化村とか元文士村など旧居宅も多くて興味が尽きません。また、イタリア料理などユニークなお店も多くこれから試食するのを楽しみにしています。ご紹介の和カフェ「花想容」にもそのうち寄りたいと思います。今日は駅前の「モン・サン・ミッシェル」というフランス料理の店でガレットをおいしく頂きました。

2010-10-13 斑入りランタナ

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ランタナ(Lantana camara) には、シチヘンゲ(七変化)という別名があるとおり花色の変わるものがあるが、花色の変わらないものもある。

この黄色のランタナは、花色は変わらないが、黄緑の斑入り葉が珍しく花のない時期にも楽しめる。

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ほかにも白(淡クリーム)色の花で、白あるいは黄緑色の斑入り葉の品種もあるそうだが、まだ見かけたことはない。

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こちらは斑入りでない普通の葉のランタナ。比較してみると斑入り葉の特色がよくわかる。

2010-10-11 ショウキズイセン、ヒガンバナ、シロバナマンジュシャゲ

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ヒガンバナの仲間はリコリス(Lycoris) 属という。属名は、古代ローマの政治家マルクス・アントニウスの妻オクタウィアにちなむといわれるが、一説にギリシア神話の海の女神リュコリス(Lycoris) の名にちなむという。

ヒガンバナに似たこの黄色の花は、ショウキズイセン(鍾馗水仙、L. aurea) といい、日本南部から中国東南アジアにかけて分布する。リコリス属には赤や桃色、白の花が多いがこの黄色は特に鮮やかである。

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こちらが最も普通のヒガンバナ(L. radiata) で、日本では岩手秋田以南の人里植物として知られ、中国では長江流域の西南地域に多い。日中両国に同一植物が存在する理由として、陸続きであった地質時代からの広域分布説、海流漂着説、ヒト運搬説がある。

また、日本には3倍体の不稔種しかなく、それも人里にしか分布せず、中国には2倍体で結実するものがあるなど謎が多い。

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こちらの白いヒガンバナは、シロバナマンジュシャゲ(L. albiflora) という。中国の2倍体のヒガンバナ(L.radiata var. pumila) と黄色いショウキズイセン(L. aurea) の交雑種とされ、九州に自生するが中国から渡来したと考えられている。

2010-10-10 ハツユキソウ、ダイアモンドフロスト

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緑の葉の縁に白い覆輪が入るこの植物は、トウダイグサ科ユーフォルビア属のマルギナタ(Euphorbia marginata) という。

緑と白のコントラストが美しいので、和名はハツユキソウ(初雪草)という。英名は、 ghostweed あるいは、snow-on-the-mountain という。

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アメリカミネソタコロラドテキサス州原産の非耐寒性の一年草。草丈は1mほどになる。

短日条件で花芽が形成され、葉は白い覆輪になる。夏から秋に白黄色の椀状の小花を咲かせるが目立たない。

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こちらの花は、同じユーフォルビア属のダイアモンドフロスト(E. hybrids 'Diamond Frost') という園芸品種で、メキシコ原産の多年草だが、日本では一年草として扱われる。

プロペラの形で純白の花弁に見えるのは苞で、本当の花はその間にあってきわめて小さい。高さ30〜40cmで、寄せ植えによくつかわれる。

2010-10-09 シラタマホシクサ(白玉星草)

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先日近所で見かけた、小さな白い花が可愛いこの花は、ホシクサ属のシラタマホシクサ(白玉星草、Eriocaulon nudicuspe) という。

愛知県三重県静岡県伊勢湾沿岸の湿地にのみ自生する一年草で、別名はコンペイトウグサという。

低地湿原の遷移の初期段階で、鉄分の多い酸性の湧水湿地に群生する。湿地の減少に伴い、絶滅危惧種2類に指定されている。花期は8月下旬から9月下旬。

2010-10-07 東武ワールドスクウェア

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この奇怪な建物は、バルセロナに建設中の有名な教会、サグラダ・ファミリアである。正式名は聖家族贖罪教会というカトリックの教会で、尖塔18本の内8本できただけで、中央の聖堂にはいまだ着手していない。

アントニ・ガウディの設計で始められたが、設計図等の資料はほとんどスペイン内乱で消失したという。既に百年以上も建築中だが、完成までにはあと百年、あるいは二百年かかると予測されている。

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こちらの石窟寺院は、雲崗の石窟である。約1kmにわたって数十の石窟が並び仏像は5万体ともいわれる。主に雲崗期(460〜494年)に造営されたというが、どれだけの規模か現物を見ないとなかなか想像がつかない。

ほかにも興味深い建築物がたくさんあったが、二時間も歩き続けているとさすが疲れがたまってきた。

実際に現場を訪れたものもいくつかあり、それはそれで懐かしく思い出すけれども、まだ見たことのない遺跡や建築物はぜひとも訪れてみたいと思う。

2010-10-06 東武ワールドスクウェア

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ワールドスクウェア園内には、ユネスコの世界文化遺産に登録されている45物件を含め、21カ国102点の建造物が精巧に再現されている。小さな観光客もたくさん配置されているので、比較ができて便利である。

エジプトゾーンでは、ピラミッドスフィンクスも面白いが、やはりこのアブ・シンベル神殿の方が、どのような宗教儀式がここで執り行われたのかと想像を駆り立てる迫力がある。

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こちらの建物はバチカン市国にあるカトリックの総本山、サン・ピエトロ大聖堂。ネロ帝のキリスト教迫害にあい殉教した使徒ペトロの墓所があったところに、後にキリスト教を国教として認めたコンスタンティヌス帝によって建立されたという。

現在の建物は2代目で百年ほどかけて1626年に建てられた。代々の主任建築家にはラファエロやミケランジェロの名がある。彫刻で最も有名なのはミケランジェロの「ピエタ」である。

ドーリス式円柱で囲まれたサン・ピエトロ広場とともに巨大な建築物を鳥瞰できるのは面白い。

2010-10-05 東武ワールドスクウェア

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鬼怒楯岩大吊橋を往復した後、世界の有名な建築物や遺跡などを1/25の縮尺で再現した、東武ワールドスクウェアを見物した。

ずいぶん久しぶりに訪れたのだが、それなりに面白い展示があるのでいくつか紹介してみよう。

今話題の「東京スカイツリーと周辺複合開発」が新展示物としてこの4月に登場した。634mと世界一高い電波塔になるスカイツリーの全貌が早々とみられる。

現物は大きすぎて全体像は遠目からしか見られないはずなので、ミニチュアで見ることができるのがここの取り柄である。

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こちらが帰りがけに電車から眺めた実際の東京スカイツリーで、ようやく高さが470mを超えたところという。

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現代日本ゾーンの次はアメリカゾーンで、ニューヨークの摩天楼の今はなきワールドトレードセンターやエンパイアステート・ビルなどが集まっている。

2010-10-04 鬼怒楯岩大吊橋

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鬼怒楯岩大吊橋は木製床板の人道吊橋で全長は140m、橋桁の幅は1.5mとかなり広く、中央部はバルコニー風に広がっていて記念写真を撮るにはうってつけである。

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水面からの高さは約37mあり、橋上からは大岩を縫って流れる鬼怒川の渓谷美を眺めることができる。

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橋を渡りきって先にあるトンネルを抜けると楯岩鬼怒姫神社があり、、裏手の階段を登れば楯岩展望台に出る。

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楯岩のすぐ左上にある展望台からは、楯岩と眼下に鬼怒川の渓谷が眺められ、遠くに鶏頂山をはじめとする高原山系の山並みが一望できる。

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吊橋の近くにもマリーゴールドなどの秋の花が咲いていた。紅葉の季節には行楽の人出でにぎわうことだろう。

2010-10-03 鬼怒川温泉

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この週末に鬼怒川温泉に行った。駅前には足湯があり、帰りがけの余った時間に名残を惜しむのにちょうどよい。

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鬼怒川温泉の新名所として昨年7月に完成した鬼怒楯岩大吊橋は、温泉街の南端に位置し、宿泊先の部屋からも眺めることができた。

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部屋からは対岸に楯岩や鬼怒川の渓谷も眺められた。

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秋の花の代表ともいえるコスモス秋桜、Cosmos bipinnatus) もあちこちで見かけられた。

2010-10-02 センニンソウ

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この白い花は、先日、館山で見かけたクレマティス属のセンニンソウ(仙人草、Clematis terniflora) という。日本、朝鮮半島中国中南部に分布する木質のつる性植物。

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花期は8〜9月。日本全土の野原でよく見かけ、遠目からでもよく見わけができるほど目立つ花だが、有毒なためウシもウマも食べない。毒性が強いので、葉や茎の汁液に触れてはいけない。