半坪ビオトープの日記


今年もまた、風変わりなマユハケオモト(Haemanthus albiflos) を見かけた。ハエマンツスという属名は、ギリシア語 haima(血)と anthos(花)に由来し、ある種の花の色にちなむ。

南アフリカ南部に広く分布し、葉は厚く、長楕円形で長さ20cmほどになる。球根植物で鱗茎は径7〜8cm。10月頃、10〜20cmの太い花茎の先に多数の細かい花を散形花序につける。

たくさんの白い雄しべの先に黄色の葯が付く。日本には明治初年に渡来し、花序の形から眉刷毛が連想され、和名がつけられた。