帝釈堂の右に建つのが祖師堂で、帝釈堂と同じく入母屋造の拝殿と内殿が前後に並んで建つ。昭和27年および53年に大改修された。
柴又七福神としては毘沙門天が祀られている。
祖師堂の裏には大客殿が続く。これは外から見たところである。
祖師堂の入口には、経栄山の山号が掲げられている。
この祖師堂が日蓮宗寺院としての本来の本堂であり、本尊は大曼荼羅である。
境内の右手の奥にある、帝釈天で最も古い御堂は釈迦堂で、文化・文政期(1800頃)の建造物である。内陣中央に白鳳期の釈迦立像を安置し、開祖日栄上人、中興祖日敬上人の木像を祀る。開山堂ともいう。
南大門は、昭和57年に完成された。