半坪ビオトープの日記

2018-05-16 リヨン美術館

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リヨン美術館内の70の展示室には、古代エジプトや古代ギリシアの美術品、新古典主義やロマン主義の作家たちの彫刻、ゴシック様式の絵画から19世紀までのイタリアフランスオランダフランドルの作品、またリヨン派の作品等を所蔵している。

この宗教画は、ピエトロ・ペルジーノの「キリストの昇天(1496~1500頃)」。上部に天使達とともに昇天するキリストを、下部にそれを見送る使徒達を配する。

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これはフランシス・ヨゼフ・ハイムの「マリウスによるキンブリとテウトスの敗北」。紀元前100年頃、北欧から南下してきたキンブリ人とテウトス人との戦いで、古代ローマ軍は10万人以上戦死した。その後、将軍となったガイウス・マリウスは軍制改革を実行して軍を再建し、決戦を挑んで敵軍10数万人を撃滅した。これを「キンブリ・テウトニ戦争」と呼ぶ。

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これはフランスの歴史画家アルバート・ミーナンの「アダージョ・アパッショナート(1904)」。舞台を熱心に凝視する観客の情熱を描いている。

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こちらはクロード・モネの「アルジャントゥイユのブドウ園への入口、冬(1875)」。

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こちらはポール・セザンヌの「ポプラ(1879~80)」。オルセー美術館にもそっくりの絵が展示されている。

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この彫刻は、オーギュスト・ロダンによるフランスの画家「ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ(1891)」の肖像。

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こちらの絵は、ポールゴーギャンの「ナヴェ・ナヴェ・マハナ(美味しい日、1896)」。ゴーギャンが2度目のポリネシアタヒチ滞在中に描いた。七人の女と1人の子供が果物を摘み取って和んでいる。

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こちらの絵は、オーギュスト・ルノワールの「青いリボンの女の子(1888)」。ルノワールは女の子を数えきれないほど多く描いている。

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こちらはサンタ・クララ・パレンシアの「聖母の戴冠式」。聖母マリアは被昇天ののち、天国でイエスにより戴冠されたとされ、13世紀から15世紀にかけて、特にイタリアで人気のあったキリスト教美術の主題である。

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こちらはパオロ・ヴェロネーゼの「バスセバ入浴(1575)」。レンブラントにも同題の絵があるが、バスセバとは誰かわからない。ヴェロネーゼは、ティントレットと並ぶ16世紀ヴェネツィア派を代表する画家で、「カナの婚礼」、「レヴィ家の饗宴」などで知られる。

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こちらはティントレットの「ダナエ(1577~78)」。ティントレットは1518年にヴェネツィアの染物屋の息子として生まれた。ティントレットとは「染物屋の息子」という意味である。ティツィアーノに師事し、1539年(21歳)にマエストロを自称した。

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こちらはグエルチーノ(Guerchin)の「La Circoncision、割礼(1646)」。グエルチーノの本名はジョバンニ・フランチェスコ・バルビエーリ。チェントに生まれ51歳でボローニャに移るまで住んだ。カトリック教会では12月25日をイエス誕生としているので、8日後に割礼を行うユダヤ人の習慣から1月1日をキリストの割礼の日としている。

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こちらはエル・グレコの「聖衣剥奪」。ギリシアからスペイントレドに移住した異邦人画家のエル・グレコは、移住後の初仕事としてトレド大聖堂から「聖衣剥奪」の製作を依頼された。トレド大聖堂の「聖衣剥奪(1577~79)」は、縦285×横173cmと大きく、このリヨン美術館の絵はそっくりだがその上部半分しかない。省略された下半分にはいわゆる3人のマリアが描かれている。

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こちらはパウル・ルーベンスの「キリストの怒りから世界を守る聖ドミニクスと聖フランチェスコ(1618~20)」。

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こちらはパウル・ルーベンスの「マギ(東方三博士)の礼拝(1617~18)」。イエスがユダヤのベツレヘムに生誕した時、ヘロデ大王を東方から訪れていた三博士は、星を見たので確認に来たと言って、生まれたばかりの神の子イエスを礼拝した。ルーベンスはこの画題を好んでいくつもの作品を描いている(ルーブル美術館等)。

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こちらはヴィクトール・オルセルの「善と悪(1829~33)」。リヨンに生まれたオルセルは、パリのサロンで「善と悪」が好評を得て依頼が増えた。19世紀の理想主義的絵画のリヨン派に含まれる。上にはイエスが座り、下の右手の若い女性の耳元には悪魔のささやきが吹き込まれている。

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