はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

撃鉄「撃と鉄」@代官山UNIT

去年のクアトロワンマン以来、今年初めての撃鉄。

ジャングルを彷彿させるステージに現れた彼らは、ミニマルで快楽的で人間くさいグルーヴィーロックを畳み掛けながら「撃鉄じゃあああい!」と、前へ前へと押し掛ける観客を扇情。後方で冷静に鑑賞している人に対しては「後ろのお前ら、髪の毛引っ張ってこっち連れてくるからな」と脅し、ギャグがスベっても「あれ、今日のお客さん。お笑いとか疎い感じですか?」と喧嘩を売る。
そんな随時臨戦モードの彼らだったが、後半には天野ジョージ(vo)による生々しい心情吐露も。「5年間ぐらいバンドやってきて……撃鉄、売れねぇっス。メジャー行かないと、もっとデカいところでやったり、もっともっとたくさんの人の前でできねぇと思うんスよね。やっぱりずっと同じことしててもダメかなと思うんで、来年は豹柄タイツ辞めたり、虎とか乗るのも辞めたり……それで一回太ってみようかな。本当に今日皆さん来れてよかったと思います」と、路線変更を示唆した。
そんなバンドが直面している現実をさらけ出した後、「撃鉄は次の曲で世界変えます」と宣言。凄まじい熱量を誇る音像の中で歌い叫び、これでエンドルフィンが大分泌した彼は虎(のぬいぐるみ)に跨った状態で観客の頭上を行進。さっきから気になっていた後方で鑑賞している人のもとまで向かい、さらにはそこを通り過ぎて出口付近で休んでいた女子を襲ったり、PA卓まで戻ってイントレから宙吊りになって熱唱したりと、暴挙の限りを尽くす。そして本編最後には、兄弟の結婚式と被災地でしか演奏していないという「はじまりの歌」を披露し、先の虎に何かを語りかけた後、それを抱きしめたまま客席へと投身した。

http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/9197

クリスマスなのでホワイトタイガーがイルミネイトされていた。
ライブは常にエネルギッシュ。
新曲も数曲披露。
まだまだ固まってない印象も向井ばりのラップ+森岡の咆哮がおもしろい曲があった。
序盤の「部屋」「犬」「カンチガイ」「ヨルテツ」の破壊力すごい。
終盤の「かも」「場違い」の破壊力すごい。
アンコの「東京」の破壊力すごい。
既存曲に負けない破壊力を持つ新規曲の登場を期待します。
あと、俺は終始下手最前付近にいたのでジョージ騎乗の「ホワイトタイガー神輿」の最初の運び屋役をやらせてもらいました。今日は湿り気がなくてもふもふしてた。そして意外に軽かった。さらに、ホワイトタイガーに「行けるのか?オイ、行けるのか?」と問いながらの「投身」は自分の目の前に落下。さすがミスターSASUKE!


撃鉄ライブ終了時のターシーリクエストによる記念撮影。
どうせ写ってないだろーと思ってたけどこんな広角だったのねw
しっかり写ってたわw


来年はもっと撃鉄見れる機会が増えるといいなあと思います。

部屋

カンチガイ
ヨルテツ
新曲
さえも(トドメ)

セミ
ドンスト
上海
まさかね
ラップ
P.S.
珍曲
瞬間
かも
場違い
はじまりの歌
en.
東京