お針子 作業部屋

  帰国したお針子です

好き

シュガーソングとビターステップ

オバちゃん年齢のくせにこの曲が好きでよく「ふんふん〜♪」言ってる
「ふんふん〜♪」から進展しないのはこの曲がラップか!ってほど
言葉を詰め込んでいるから。
何言ってるのか聞き取り不明な部分多過ぎ。(けしてモスキート音ではないハズ)

歌詞自体は小難しい漢字表記が多くて、聞きとれない言葉も多いのだけど
カタカナの歌詞でないのが良い。
カタカナで表される言葉って、歌詞を見ても推察すらできず意味不明なばかりか
そもそもどこの国の言葉かもわからん。

原理主義って書かれれば、言葉の指し示す方向は何となくわかるんだけど
ファンダメンタリズムって書かれたらわかんないもん。コレも今調べた!えっへん。
なんか知ったふうな横文字(カタカナなのに)並べやがって!と、僻み根性丸出しである。


で、この曲の中に「蓋然性合理主義」と言う言葉がある。
これまでの人生で一度も使ったコトが無いような言葉である。

【蓋然性】
事象が実現されるか否か,またはその知識の確実性の度合。
からしさ。
数学的に定式化されたものを確率と呼ぶ。
プロバビリティー

【合理】
道理にかなっていること。論理的に正当であること。

【合理主義】
1物事の処理を理性的に割り切って考え、
 合理的に生活しようとする態度。

2哲学で、感覚を介した経験に由来する認識に信をおかず、
 生得的・明証的な原理から導き出された理性的認識だけを
 真の認識とする立場。経験論に対比される。


weblio先生とぐぐる先生にご教授いただきました。


ココでなんかピコーンと来た。
蓋然性、なんか聞いたコトあるぞ。
学生の頃確率の実験やってる時に、何度もノートに書いたような気が・・・


ムスメが小学6年になった頃、宿題を見て「算数マズイ!」と思いたち
四則計算をやったり、ちょっと先の解の公式だの関数だのを俄かに
必死でやり直した。
衰える脳細胞に鞭打ち、がっぷり取り組むとなんとなく息を吹き返す記憶。

うっすらとでもソレが「あった」ことは覚えてるってコトは
脳みその襞の中に、こっそり肩身を狭くして畳まれてるハズ。

今回この歌詞が無ければココに辿り着かなかったなー。


知恵袋さんのトコに蓋然性の説明でわかりやすいのがあったので引用。

※以下引用

今あなたは宝くじを一枚買いました。
さて一億円は当たるか?

可能性はある。決して0ではない。しかし蓋然性はないのです。

※以上引用終わり

宝くじを買って300円当たる蓋然性はあるけれど、それでも10枚買っての一枚で
ようやく10%。
(10枚まとめて買う場合は蓋然性と言うより最低保証料みたいなモノな気が)

可能性とよく似てるけど、蓋然性はもっと現実的。


この歌詞に出てくる「蓋然性合理主義」で言うならば
宝くじ買う金があれば、その分の金を今週の食費に回すのが当然であり
駄々洩れな感想文を書いてるヒマがあれば 一針でも縫え!ってコトですな。

うふ。・・・仕事しよっと。