『世界を知る力』 寺島実郎


なんとなく読んでみた。自分も含め、日本人があまりに世界を偏った味方で見ていたことを知れた。「上下を逆にした世界地図で見た日本」という箇所では、日本がいかにユーラシア大陸に近接しており、長い歴史の上では欧米よりもむしろ、東アジア及びロシアとの交流の歴史の方が深かったということに驚きを感じた。