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自問自答

2014-12-30 魔法を信じ続けているかい?

絶賛大掃除中です。

手を動かしながら、

めずらしく、よく聴いた盤を振り返ってみたりしています。

今年はたくさんよい音楽に出会えました。

馴染みの皆様も新しくも素晴らしい音を届けてくださって。

耳が忙しいって、音楽好きにとっては幸せなこと。


以下よく聴いた盤を順不同にご紹介。

ちなみに、好きすぎるアーティストだと、

音というより感覚的なことに意識が行きがちなので、

聴いてない方にはさっぱりわからないかもしれません(笑)


・・・今年はきちんと作品の感想書けなかったので、

少しでも伝わればよいな・・・


Beck「Morning Phase」

Morning Phase

Morning Phase

最近のこの感じすきです。

小さくて個人的な世界が、

壮大で広い世界と、なんら変わりなく同等に存在している感じ。

あんまり得意な声じゃなかったんですけど・・・、

いつのまにか、それが心地よくなってて。


Bombay Bicycle Club「So Long, See You To Tomorrow

So Long See You Tomorrow

So Long See You Tomorrow

サンプリング全盛期ですが、やはり生楽器の音に魅かれてしまうので、

ほどよく同居している作品がすきです。

ひとが奏でているということが感触としてあるもの、

その上で・・・高まるような響きあいがあるもの。

多分、そこを模索してるんではないかなと、と彼らの音を聴いてて想う。


Ásgeir「In the Silence」

IN THE SILENCE

IN THE SILENCE

ストライク

生まれ持ったうたうたい声、曲に漂う冷たい雪風と氷の匂い。

荒涼とした風景。

この美しくも厳しい肌感は、とても近しくて馴染む。

北欧はすきな音楽家多いんですけど、

アイスランドのひとたちのうたははずれないっす。

初来日公演行く気満々だったんですけど・・・

ボノと被ってしまったので断念・・・。また来てくれるかな・・・。


APOGEE「OUT OF BLUE

OUT OF BLUE

OUT OF BLUE

おかえりなさい。

待った甲斐あったなぁ・・・。

このバンドはデビュー時から、随分先走ってたんだなと改めて想う。

ライブが観たいぃ。


ヒックスヴィル「Welcome Back」

WELCOME BACK

WELCOME BACK

正確にはよく聴いたではない(12月に出たばっかり)が挙げざるを得まい。

おかえりなさいーーー(泣)

よもや新譜を聴けるとはなあ・・・。

センスの塊みたいなお三方。

真城ねえさんの包容力ハンパないっす。

助っ人もすんばらしい・・・我々世代的にほぼ神扱い(笑)の方ばかり。

キボンヌやばすぎる・・・いろんな意味で・・・。

同じ時期に出た映像作品超LIFEもご一緒にどうぞ。


森は生きている「森は生きている」

森は生きている

森は生きている

バンド名に違わない、

メロディー・歌詩・アンサンブル音色、そして鳴らすひと。

素材そのものをとても大切に紡いでいるバンド。

上質で美しいです。とても。


Throwing a Spoon「awakening」

awakening

awakening

気持ちがざわついた時にすごく聴いた。

無になりたい時にも。

ことばは時折、物事に意味を持たせすぎて、

事態をさらにこじれる方向に向かわせてしまうことが儘あるけれど、

・・・それは外に出さない頭の中でも起きることで。

ことばに囚われしまった意識を逃がしたいときに、

とても助けてもらいました。

無意識の意識を開く、とでも言おうか。


FOLKS「NEWTOWN」

NEWTOWN

NEWTOWN

生音と電子音の見事な融合、すっと耳に入ってくるメロディーセンス、

デビューしたてと思えないダイナミックなパフォーマンス、

うたうたいとして恵まれた声、

そして意図してか、自然と生まれたものなのか、

バンド全体が纏っている、

広大でありながら閉塞している、冬のにおいがする、北海道独特の空気感。

すべてが相まって、

ライジング深夜のガレージで、完全に「もっていかれた」のです。

ライブ狂いとして、滅多にないとても幸福な落ち方をしたバンド。


地元から発信すること、選んだ表現の方法、

全員がソングライティングする体制、ツインボーカル等々、

選んだ道は相当茨の道だけれど、

誰も選んでいない道だからこそ、可能性は無限にあると想う。

無限にあるからこそ、自分たちを見失うことがないように。


彼らとの出逢いは今年のとても大きな出来事でした。

これからも見続けていきたい。

出逢うきっかけをくれたアツシさんに感謝。


個人的に、かっち兄にものすごく興味があります(笑)


ストレイテナー「Behind The Scene」

濃密だった昨年を経て繋がりを大切に想ってくれていること、

その上で10年分の期待をしなやかに飛び越えてしまう強さと懐の豊かさ。

長年ファンである者が言うのもなんですが、

最強のロックバンドたることを堂々と証明してみせてくれた。

そして、

作品の強さと豊かさ以上に驚いたことは、

4人の存在がものすごく近くで鳴っているように感じたこと。

近すぎて初見は取り乱しましたマジで(苦笑)

あまりにも開けっぴろげで、そのままの4人がそこに鳴っていて。

詩に至っては、あのホリエアツシが!と思わず(笑)口走ってしまうほどに率直で。

まるで、ライブで向き合っているような温度感がそのまま作品になっていて。

結果論ですが、

4人が4人で在ることが、ストレイテナーが強靱で在れる理由なのだろうなと、

わかっていたことを改めて確認したような次第。


何度聴いても胸が踊るし、何度聴いてもくっと心を締め付ける。

10年を経てなお、

素晴らしい作品を生み出してくれていることに心からの敬意と感謝を。

4人のこと、今だもって好きすぎるということは告白しておきます(苦笑)


これからもどうぞよろしく。


bonobos「HYPER FOLK」

HYPER FOLK

HYPER FOLK

bonobosの音。

光、匂い、温度、生活音、味、呼吸、血の巡り、

愛しい人もそうでない人も同じものを感じていること、

人以外の動物も、植物も昆虫もひとと同じように鳴らしているそれらの音、

土のぬくもり、風の流れと色、雨、雪、氷、

無機なるもの、見えずともあるもの、星々の動き。

全部が同時に、存在していること。

それらが全部いっぺんに鳴っているような。

なんといえばよいのか・・・とても言葉にはしづらいのだけれど・・・

意識で気づくというよりは、細胞が反応するような不思議な感覚。


身近でありふれているからこそ見逃してはいけないことを、

彼らはいつでも気づかせてくれる。

今回の作品は、目線が生活の地平と同じ所にあり、

より間近に見るべきものがよく見えるから、自らを振り返ることしきりで。

いつでもこの作品が頭の片隅にあるからか、

ふとした瞬間に、目の前で起きた事象の向こう側まで考えてしまう。

そこで何をするべきか、何を言うべきか。

答えはすぐ出ずとも、ありふれたことと日常を流さず、問うことをやめてはならない。

そんなことを想う。


3人の音はすでに私の生の一部で、何があっても、それは揺らがないだろう。

いつでも一緒に居てくれて、ありがとう


ていうか、

こんなにすごい作品、もっと売れてもいいと思うんですけども(笑)



はい、

長々とお送りしてしまいました。

個別に書けばよかったなと今更思いましたがもう分割するの面倒なのでこのままにします。

受け取ったものが大きすぎて、なかなか言葉にできなくて、

ずっと聴き続けている中で、見えてくるもの、聴こえてくるものがさらにたくさんあって、

いざ書きだしたらそれらが後からあとから出てきてしまって

益々収拾つかなくなってしまいました(苦笑)


これからにも続いていくであろう、

素晴らしい作品を届けてくださって本当にありがとう。

リスナーとして、素晴らしい作品を聴くに足る姿勢でありたいと思います。

来年も素敵な出逢いがあることを願って。