隠居の独り言 73

子供の夏休みが終わる。しかし悲しくも許し難いデータで18歳以下の自殺者数のデータによると、この50年間で自殺で亡くなった人が最も多いのは「9月1日」だという。その殆どが、イジメが原因で、理由も暴言、暴力、無視、セクハラなど・・多々あるけれどLINEの書き込みによるイジメが相当含まれているという。今、問題になっている中高生のLINEは大人が経験してないから余計に難しい。18歳未満のLINEで結ばれる友情のあり方は疑問符でLINEに時間を縛られて肝心の学習時間も奪ってしまう。中に発展しすぎて自殺にまで追い込まれる生徒もいる。警察の調べでもLINEが原因で、いじめ、短絡的犯罪、集団的暴力、ストーカー犯罪など未成年犯罪の多くが発生しているというから、LINEの使い方に気付きたい。その上、腹立たしいのは自殺が起きてからの学校の対応で、校長と教頭が頭を下げ、「気付かなかった」「遺憾なこと」「あってはならぬこと」が決まり文句だが、いつも疑問の思うのはどうして担任が出てこないのか?責任を取って先生が辞任したとのことは聞かないし生徒の命より自らの保全に努める教師は潔くない。そして自殺に追い込んだ加害者の名が出ないのは、例え、未成年といえども、片手落ちではなかろうか。名前を公表することによって本人も深く反省するし、次の犯罪を防ぐ手段として、これ以上の効果はない。学校は加害者の未来に傷つくことを考慮しているが刑務所に入るわけでもなく、人の噂も75日で消える。自殺した子供にとって何よりの供養と、はなむけは加害者の公表が何よりの慰めであることに違いない。うやむやにしてはあまりにも自殺した子が可哀相・・そして今、教師の責任のありかたが問われている。「あってはならぬこと」とは責任を全うすることと思う。そしてボクは自殺を考えている子供たちに告げたい。嫌な友達なんて生涯に亘って付きあわなくていい。現在、イジメられているなら学校は行かなくていい。かくいうボクも転校生で小学5年でイジメにあった。殴る蹴るの暴行、弁当捨てられる、物を隠される。不登校で先生が家に来たが学校は行かなかった。君に未来が大きく待っている。人生を大切にしよう。