harowanwanの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2016-11-19 少年少女のための文学全集があったころ

ちょこちょこと話題になっていたので読んでみる。

本好き少女が、子どもの頃読んできた本を愛情たっぷりに振り返りながら、当時の翻訳家がどのような仕事をしていたのかを紹介していくという本なので、同世代でおなじような読書体験をしてきた人には、すごく楽しめる本とおもう。

1960年生まれの著者が本読み「少女」だった頃、というのはおそらく1970年前後。ということで世代的には結構近いのだけど、読んできた本があまりに違っていて、実はそこが一番びっくりしてしまった。当時の学校図書館には文学全集が確かにあって、それはそのとおりなのだけど、一生懸命よんでいたのは、岩波少年少女文学全集ではなかったわけね。もちろん本読みだから、一通りは読んでいるのだけど、赤毛のアンも、メアリーポピンズも、ハマったか?というと違う気がする。ひょっとしたら、主人公女の子だったからか?という気もするけど、いまにしては思うけど、だからといって「にんじん」にハマルか?といえばねぇ。

その先でハマッて読んでいたのは、講談社の「世界科学名作」だったりする。というわけで、岩波少年少女文学全集ではなかったわけね。もちろん本読みだから、一通りは読んでいるのだけど、赤毛のアンも、メアリーポピンズも、ハマったか?というと違う気がする。ひょっとしたら、主人公女の子だったからか?という気もいまにしては思うけど、だからといって「にんじん」にハマルか?といえばねぇ。


小学校の本読み仲間はそれなりにいたのだけど、そういう文学少女はそこにはいなかったのか、あるいはそういう話題をしなかったのか分からない。というわけで、自分としては、そうか当時の文学少女ってこういうの読んでいたのか!という発見が、この本を読んでの率直な気持ちだったりする。

考えてみると、6年生くらいからは、大人向けの文庫を読み始めて、そこにソノラマが乗っかり出すわけで、

子ども向けの本を夢中になって読んでいたのって、小学校3年生から5年生くらいの本の3年間くらいなのね。その時期に何を読んだかで、おそらく全然違う本をよむことになるでしょう。


ベルヌは大好きだったけど、この本にでてくる「十五少年漂流記」より、「悪魔発明」のほうがぞくぞくした。ちなみに、「悪魔発明福島正実訳。このあたりで、すでに人生はちがってきちゃってたのね。



2015-08-17

いろいろと、うまくいかないのはパソコンが古いせいだ(ないない)といういつものの逃避行動で、新しいパソコンを購入。

とはいえ、購入したのは2010年モデルだったりします。

RX3は東芝モバイルノートで、この世代からUMタイプではないノーマルタイプCPUにかわりました。DVD内蔵タイプもあるようですが、最近あちこちでみかける中古は、DVD非内蔵で、そのかわりタッチスクリーンWiMAXという微妙な使用。おそらく、どこかの法人向け仕様だったんじゃないかな。2010年なので、そろそろ償却が済んでそれが放出されているらしく、お値段も3万円以下というお手頃価格メモリーとDiskが簡単に交換できるというので、これならいいかと。それと、なにげにタッチスクリーンというのが気になって。とか思っていたら、Windows7 Pro/ MS Office 2007 付き18000円というのをみつけて衝動買いしちゃいました。

注意点をお知らせしておくと

1. タッチスクリーンは1点タッチ感圧式で、期待しないほうがいいです。今時のタブレットのような動きはしません。

2. カメラはついてないです。skypeするなら外付け必要

3. Bluetoothありません。

4. 内蔵DVDが着いていないモデルです。


で買ってしまったわけですが、購入そうそうMemory は8GB(4GBx2) に、160GB HDDは240GB SSD換装。どっちも一番安いものを選択。ホントにそのまま問題無く認識して立ち上がってくれました。ビジネス機なので、グラフィックスはまあアレですが、ゲームしないのであんまり問題無いかと。

というわけで、追加が1万5千円程で全部で3万円強ということになりました。もっとも、今は新品がそれくらいで変えちゃうので、値段だけからいえばかならずしもお得とはいえないのですけど、やせてもCore i5 だし。

DVD内蔵していないせいか、軽くていいです。はかってないけど、1キロちょっとでしょう。あと、WiMAX が内蔵です。WiMAX2 に移行して13Mbpsの上限になってしましたけど、それでも、シームレスにつかえるのは便利。1day プランなら600円くらいなので、今日はがんがんつかうぞ、という時だけWiMAXというの結構便利です。

最後に、Windows10にあげました。これも問題なし。

いやぁ、おもちゃとしてはかなり実用的に楽しめます。

2014-03-23 Yoga Tablet8 3G

Yoga Tablet 8 を買ってみた。

これには、IIJ MiroSIMが添付されているのだけど、すでに契約しているOCNモバイルOneSIMがあるので、それで使用しようとして、軽くはまったのでメモ

OCNSIMをいれて起動すると、DOCOMOにつながったように見えます。

しかし、この状態だとmopera U につながってしまい、当然ですがデータコネクションされません。OCNAPNは初期設定でははいってないので、以下で設定します。

設定方法は以下です。


設定-> その他 -> モバイルネットワーク -> アクセスポイント

で、右上の設定メニュー(…の表示)から「新しいAPNの設定」を選択

APNの設定はかなり細かくありますが必要なのは以下の5カ所のみです。



設定がおわったら、1画面もどると、APNのなかに、先ほど設定したAPNが現れてきますので、これを選択。

これだけで、特に問題無く接続されました。

基本的DoCoMo3Gなので、エリアは問題なし。大量に動画とか見れば別でしょうけど、これで十分すぎるくらい。


Yoga Tablet 8 自体は、あちこちレビューにあるとおり、性能的には普通タブレットですけど、あの形状がなにかと使いやすいタブレットです。しばらく、これで使っていく予定。


そうそう1点。

Default Language設定を英語にすると、日本語フォント中華フォントになります。

これ、どうにかしてほしいかなぁ。まあ、わざわざDefault を英語にして使う人も少ないと思うのだけど。






2014-02-04 ルート225

ここに紹介されていて、少し前に読んだ本を読み直した。

お話は、ある日弟を迎えに出た14才の姉が、弟共々、元の世界とは違う、別の世界に紛れ込んでしまって、元の世界に帰れなく、というお話パラレルワールドもので、かつリピートものといってしまえばそれで終わりなのだけど、じゃあラノベかというとそれはかなり違っている。じゃあ、ファンタジーだろ、と思われるかもしれないけど、それも違う。元の世界との差がそんなになくて、それが逆に読者の不安をかき立てる。思春期不安を具体化したような不思議感あふれるホラーというのが一番近いような気もするけど、それもやっぱり違う。そんな微妙な(褒めてます)感じの物語だ。

最初に読んだとき、これは14才の少女にむけて書かれていた、一種の成長の物語だと思っていた。強気にふるまって、弟をあごでこき使うような主人公。その主人公が成長していく物語だろうと。

でも、今回読み返してみてこれは、子離れの本なのかもしれないとも思う。

どっちが正解か、あるいはどっちもピント外れかもしれない。

いずれにせよ、読みやすいけど、口当たりはよくない。どっちかというと、なんか微妙にいやな感じが残って、いつまでも物語から抜けられないような感じがする。

そこが、この本の魅力だと思う。

ルート225

ルート225

で、映画化もされているので、勢いでみてみました。

この映画原作にかなり忠実で、それだけに、原作を読んだとき微妙な感じが映像化されていていい感じ。特に多部未華子はいいなぁ。

ルート225 [DVD]

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2013-11-04 ルポ 虐待: 大阪二児置き去り死事件

大阪で、二人の子供放置されて衰弱死した事件のルポ

文章は平易だが、内容は重い。

文章は、母親子供時代を丹念にひろっていく。その結果としての「必然」として、あの事件があったと。

その結論が正しいかどうかはわからないが、一つの真実ではあるのだとうと思う。

この本の見立ては、これは母親としての能力に欠けるのに、「母親をおりる」ことができなかった一つの悲劇だったということだ。母親を降りる、というのはどういうことか?たとえば、子供街角放置してしてしまう、公園に捨てる、というのは、「母親を降りる」ということができる。そうすれば、極論行政うごいて、多分子供は助かったはず。だけど、この花親が行ったのは、は子供マンションの一室に閉じ込める、ということ。だから、行政の手は子供に届かず、子供死ぬことになった。


本の後半に、こんな文章がでてくる。


一方で90年代以降、背の自由化が急激に進んだ社会的なサポートに乏しい若者達が、短期間の内に複数のパートナー性体験を持つ。重大の妊娠中絶結婚利根だ軒並み増えた。1990年からの20年間で30代前半での未婚率は、男性で3割から5話衣へ、女性で1割から3割へと急激に増加した。(P254)

多分、ここでおこったのは、性のデフレ化と非正規化だとおもう。

それ以前でも、若年での妊娠結婚はあったがマイナー存在だったと思う。だから、性がほしければ、面倒な周囲の承認をえて、集団に組み込まれていくしかなかった。それは束縛で面倒な関係性で、逆にそれが育児破綻防波堤になっていた面があるようにおもう。

性の非正規化と、雇用の非正規化が平行して起こって(あるいは因果関係存在するかもしれない)結果として、この事件がおこった。たぶん、それは、少し前にNHKが話題にした「無縁社会」とも結びついている。

この本の思いのは、そこまで分析できたとして、取り得る方策がなにも浮かばないこと。

「昔はよかった」「昔に戻るべきだ」とかいっても、そんなことは無理だし、何も解決しない。

行政努力しているとおもう。周囲の人々に悪意はない。にもかわらず、多分これからも、同様の事件は起こるんだろう、という予感がこの本をさらに重くしている。