バゲットとネコと自転車ライフ

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フェリー・自走・輪行の旅(前編・呉への道のり)9/21

シルバーウィークは
呉へのプチ自転車ツアーに出掛けた。

去年の6月にも行った
とびしま海道・さざなみ海道・しまなみ海道
の逆三角形トライアングル海道旅だ。


今治港から8時過ぎに出発する
岡村島行きのフェリー旅から始まる。


少し曇りがちな
秋の雲で覆われた朝だった。

アンケート(記帳)を済ませ
サイクルクルーズパス券をもらい
自転車持ち込み割引で
乗車券を購入。

フェリー乗り場はたくさんの
サイクリストが集結していた。

第二せきぜんが今治港第3桟橋に滑り込んでくる。


一列で並んで乗り込む。

まだ最初に並んだので
順番に自転車を固定できたが、
この後にもどんどんサイクリストが
乗り込んでくる。
どこにどうやって自転車を止めるのだろうか。


客室はサイクリストで満員状態。
乗用車などの一般客も乗り込み、
部屋も甲板もすし詰め状態と言っても
過言ではない。


フェリーは出航後、
来島海峡大橋をくぐる。

みんな甲板では
記念写真大会となる。

目視で橋を見ると
あたかも蟻の行進のように
サイクリストが来島海峡大橋
走っているのが見れた。

天気に恵まれたシルバーウィークだけあって
その自転車の数はすごいものだ。

来島海峡大橋を過ぎると、
進行方向右には
大三島がその大きな姿を見せつける。

左には菊間の太陽石油のタンク群が見れる。

後方には
大角の鼻から来島海峡大橋、大島、伯方島大三島
をぐるりと眺める。


1時間ほどで
岡村島に到着する。

みな自転車に戻ってくる。

それにしても、ざっと数えただけで
100台はあろう数だ。

岡村島に上陸する。
ここにも今治に渡ろうとする
サイクリストがたくさん集結していた。


ここから自走で安芸灘大橋まで一気に走る。


岡村島から大崎下島までの
三つの橋を渡る。

先ずは
岡村大橋

有名な橋の上にある
愛媛・広島県境に
山岳賞のポイントゲット?


二つ目の
中ノ瀬戸大橋を通過。

ここにはみかんの欄干が見れる。


三つめは
平羅橋だ。

一見いかつそうな斜張橋だ。


三つの橋を渡り
御手洗を経由するルートで進む。


今回は一気にとびしま海道
駆け抜ける予定だが、
一か所だけ寄り道する。

それがここだ。

みかんじゅーすが百円で
いただけるところ。

ここで
ジューシーとみかんジュースをいただいた。


ここから一気にとびしま海道
駆け抜ける。

マンホール写真コレクターとしては
これは例外。


豊浜大橋が見えてきた。

がしがし渡る。

豊島の下半分を回る。


豊島大橋が見えてきた。

この橋は高い!
なので、そのアプローチは
結構長い上り坂を強いられる。

がしがし進む。


この橋の出口にはトンネルが直結されてる。

長いトンネルを抜けると
前を走るローディをパスし、
あとは長い下り坂で上鎌刈島
に突入する。

が、
そこでアクシンデント発生!!


長い下り坂を快走していたら、
後ろで
「?*$&#!!!」
とパートナーの悲鳴が聞こえる。

パンク?
落車?
落とし物?

止まって後ろを振り返ると、
さっき抜いたはずのローディが
降りてくる。

おかしいなとおもったら
しばらくして
片目でゆっくり下ってくるパートナー。

なんと、左目を大きなハチに
襲撃されたと!

そう、左目が大きく腫れ上がってる!
眉間に近い瞼から出血している。


聞くと、大きな蜂が額に激突し、
そのあとサングラスに入り込み
ぶち!
っと刺したそうな。

私も10年くらい前に大阪の淀川河川敷で
同じ経験したことあるけれど、
痛さと、腫れで走れたもんではなかった
ことを覚えている。
病院に駆け込んだが
1週間は痛さと腫れが引かなかった。


さあ、大変だ。
救急車呼ぼうか、
島の病院に駆け込もうか、と
考えたが
先ず自販機のミネラルウォーターで
患部を十分洗って冷やし
針が残っていないかを確認した。

しばらく休憩し
自力で走れるとのことで
がんばって呉線の最寄り駅まで
走り、そこから輪行で呉まで行き、
救急病院に駆け込むことにした。


鎌刈大橋を渡り、

安芸灘大橋
必死で渡る。

あとは
すぐ近くの
JR呉線仁方駅から輪行
呉まで行く。


呉駅から医師会病院までタクシーで駆けつけ
処置をしてもらい
薬で腫れも引いてきたが
その痛さは全く引かず、たまらず
今回の自転車旅はここで終了とした。。。


続く。