Panera Bread

ベーグル

昨晩Jiに教えてもらったベーグルの美味しい店で朝食。実は大のベーグル好きだったid:propellaさんも満足のお味。確かにカウンターに行き着くまでに試食して気に入ったMorning Glory Bagelも、propellaさんのWhole Grainのもそれぞれ味わい深かったです。調べると、このお店はL.A.近郊にも何店かありました。そういえば、食べながら結論が出なかった、ベーグルとドーナツの丸い形状の類似に意味はあるのか、という話題について、結局のところは関係ないようですね。

 Museum of Science and Industry

とてつもなく大きい、という形容詞は陳腐だなあと思う今日この頃、しかしここにもその言葉を使わざるを得ません。まずは可愛いロボットのコーナー。ここでは1950年から60年代にかけての日本製ブリキおもちゃがずらーっと展示され、デモンストレーションはセンサーロボットを相撲の土俵上で戦わせるという趣向でした。小学生が大喜び。

次に感動的なのは、ひよこの孵化場です。二つあるうちの一つでは、一所懸命に殻を割り、そこから這い出て、自分で立とうとするひよこたちがおり、となりのケースにはふわふわの毛で自由に動き回る前日に孵化したひよこたち。こんなに頑張って世に出てきたひよこたちが成長したものを、私はありがたくいただいているのだわ、と改めて生命に感謝したことでした。

その隣では遺伝子コーナーで、リンカーンとあなたの子どもはどんな顔?と尋ねたり、クローンは何故できるかなどを説明しています。さらに奥には、ユナイテッド航空の旧式飛行機が展示され、突然暗くなってのテイクオフのデモンストレーションに子どものように(よりも?)喜んでいた人がいたり。それより何より圧巻だったのは、U-ボートの展示でしょう。ハリウッド映画張りの演出で、第二次世界大戦の沿革、どれほどの数のアメリカ軍がこのドイツ海軍潜水艦にしてやられたか、いかにしてその頑強な潜水艦を捕らえたか、さらにはどのようにこの内陸の地シカゴに運搬し、この建物の中に長さ80メートルもの潜水艦を収めたのか、延々と展示されます。戦勝国の無邪気さなのでしょうか。

軍関係の展示も少なくなく、子どもたちや十代の若者が楽しそうに機器を触っています。アメリカ海軍や空軍からのサポートも相当なものなのでしょうね。軍隊を持つ国と軍隊を持たない国のありようの違いを目の当たりにしました。
この巨大な博物館の有料のアトラクションまで見ると、きっと一日ではとても足りないでしょう。ボストンのMuseum of Scienceといい、パロアルト辺りのComputer History Museumといい、ここといい、何と楽しい企画に満ちていることでしょう。日本ではこの手の博物館にいったことがなければ、興味もありませんでしたので、いつか帰国した折にでも訪ねて、いろいろ比べてみたいものです。