晴海屋乱読亭 このページをアンテナに追加 RSSフィード

    読 書 感 想 リ ス ト

    晴海屋乱読亭2006〜鈍行編〜
    感想待ち:空飛ぶ馬、アキハバラ@DEEP、BBB(S)2、わたしたちの田村くん2
         ゴシック2、西の魔女が死んだ、99%の誘拐
         バトルシップガール2、狼と香辛料1&2

2006-11-24

[][][]サウンドトラック<上>/古川日出男 03:13 サウンドトラック<上>/古川日出男を含むブックマーク

サウンドトラック 上 (集英社文庫)

サウンドトラック 上 (集英社文庫)

日本語が激動している。

しかし動的な描写が秀逸である分

物語スピードダウンすると痛い。

[][][]「普通がいい」という病/泉谷閑示 03:13 「普通がいい」という病/泉谷閑示を含むブックマーク

「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)

「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)

いい意味でもなく、悪い意味でもなく

純粋意味での「期待はずれ」。

表題から日本人の社会性に関する批判かと思いきや、実際に述べられているのは、あるケースにおける精神患者に対するような詭弁である。これは、著者が精神科医であることが原因なのだろうけれど、普通に本を読む心算で読んでみると多少腹立たしい部分が見受けられる。

本書の内容は、「普通でなければならない」という強迫観念を持った患者に対して、最初は偉人言葉引用しつつ(この引用が本当に多い)心理学を用いた詭弁で、後半はまたもや引用を含みつつ宗教的な見地から、言いくるめようとしているというものである。

気に入らないのがこの詭弁で、論理的には滅茶苦茶なことを言ったりしているのだが、例の引用を使ってそれらしく仕上げているため、精神科に通うような人ならば言いくるめられてしまうかも。

多少勉強になるところもあるものの、コンセプトが気に食わないので評価は低目。

[][][]なっとくするベクトル解析/谷口雅彦 03:13 なっとくするベクトル解析/谷口雅彦を含むブックマーク

一言で言ってしまえば著者の自己満足

「分かりやすい参考書を書きたいんだ!」っていう思いは伝わってくるんだけど、分からない人にとって何が分からないのかが分かっていない。

序盤はバカ丁寧に解説されていて、ベクトル解析の基礎の基礎は理解できるだろうが、途中からは分かりやすく書くことを忘れてしまったのか、「分かる人には分かる」ような説明となっている。

複素解析突入した辺りでわけが分からなくなって、読むのを止めた。勾配、発散、回転までの入門書としてはまあまあかな。