@hacching

2011-02-07

宮崎の今を知ってもらいたいと思います

今の宮崎をただただ知ってほしい。


畜産農家の方が、涙ながらに両手を大きく広げてこう言うらしいのです。

「俺を殺してからいけ」と。


こんにちは。はっちです。


わたしの地元は宮崎県都城市です。

きっとみなさん最近知った地名という方もいるかと思います。

そうです。新燃岳が噴火して大きな被害を受けている地域です。


今は、私に出来る事を考えて、こうして現状を知っていただきたく記事にしました。


自分の故郷が、どんどん元気がなくなっていく。

それが心の底から辛かったのです。


鳥インフルエンザとのダブルパンチ。

宮崎県が今どういう状況なのかを少しでも知っていただきたいと思い

分かる範囲で掲載したいと思います。


…というのも、自分の父が鳥インフルエンザの作業に携わる仕事をしており

父にも許可を得て、下記にてまとめてみました。


私も今現在、宮崎を離れて福岡にいるため、

実際自分の故郷に手助けできないのが悔しくてたまりません。


どうしたらいいか?と考えたところ

このように、みなさんに知らないところをインターネットというものを使って

少しでも知っていただくのが

Webに携わっている人間として、ベターじゃないかと

そう感じたので今回掲載に至りました。


「宮崎のろわれてんの?」と言われることもしばしばですが

そういう言葉さえも、私としてはとても辛く、

ニュースで現状が流れるのも辛いのです。


ぜひ、この記事をよんで

いまの宮崎を知ってもらえたらと思っています。

ただただ知ってほしいんです。

そして、わたしたちができることって、いったい何でしょうか?


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※父のメールをそのまま掲載しています。


鳥インフルでは、新富町の第二例発生現場で鶏の埋却を担当しました。


テレビで見る白い防護服(タイベックス)一回着たら使い捨て

(昼食などで現場を出るたびに消毒剤をかけられて使い捨てて、新たな防護服を着て現場に戻ります。)を着て、

ゴーグルマスク手袋をガムテープで留めて密閉状態にして作業をします。


基本的に1時間作業したら次の班に交代します。

休憩後、また作業に戻ります。


鶏舎内で作業する班は、

■鶏をつかまえてフタ付きポリバケツに10羽づつ入れる班

■そこに二酸化炭素を注入する者(窒息死させる) ←2月8日訂正 一酸化炭素でなく、二酸化炭素でした。訂正してお詫び申し上げます。

■それを所定の場所に台車に乗せて運ぶ班、ポリバケツからビニール袋に移し替える班

■それを埋却用の大きな袋に入れる班

■そしてそれを掘った深い穴に入れる班(重機で運びます。)

■埋却班、父のした仕事です。

埋める前に石灰を蒔く仕事です。


鶏舎内の仕事は、インフルエンザ予防接種した者が主にあたります。

(事前に、発生した場合に備えて各所属で初期動員予定者として予防接種しています。)


老若男女の職員が作業に従事します。

作業した職員は現場を離れる際は徹底した消毒をして、身につけていた物をすべて処分します。


再度作業をするには新しい物を身につけて入りますので、

湯水の如く防護服などを消費していきます。

それは凄い経費だと思います。

これも、ウイルスを外に持ち出さないためです。

今回は口蹄疫の経験もあったため、動員作業員の迅速な配置が出来たようです。


特に、自衛隊派遣要請が早く、300人規模の隊員が迅速に配置されて牽引してくれました。

有り難いです。


残念なことに、第7例目が都城の隣、高岡町で発生しました。

19万羽だそうです。いつまで続くものか・・・

また、動員要請が来るのでないか心配です。

新富での作業中、新燃岳の大きな噴煙が見えました。

まさにダブルパンチです。


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新燃岳の噴火は、毎日風振があり、窓ガラスをふるわせています。

青空に吹き上がる噴煙は、凄い物です。

最初の爆発で降った火山灰がいまなお道路に溜まったままで車が走るたびに凄い埃をまき散らしています。

自転車などの二輪車は、砂浜を走るかのようにハンドルが取られています。


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灰と言うより、砂そのものです。

我が家の屋根にも砂が降り積もり、雨樋を一杯にして詰まらせていると思うと心配です。


どうしたものか・・・



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どこかで目に付いてしまいました。


宮崎の火山が噴火し続けているのは、

牛や鳥を大量に殺処分して、命を粗末にしていることに

宮崎の大地の神様が怒り猛っている  というpostを。

現在は削除されています。


悲しいです。

牛も、豚も、鶏も畜産で有名な宮崎県

好んですると思いますか?


処分しにいく職員、畜産農家の方を説得する職員

みんな泣きながら作業をするのです。


その場はどういう雰囲気でしょうか。

考えただけでそれはもう心が締め付けられるようです。



暴れる牛に蹴られ、骨を折る職員だっていたのです。



今私達ができることって一体何でしょうか?

改めて考えてみました。



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現在、宮崎県ホームページ新燃岳噴火被害、鳥インフルエンザ発生に対して、

義援金の窓口が掲載されています。

http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/honbu/hisho/info/gienkin.html



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宮崎県産のものに変えるだけでも、宮崎を救う力になるはずです。


宮崎県畜産でも有名、ほかにはピーマンなどの産地でもあります。

スーパーにも宮崎県産のお野菜、お肉は多数ありますので

ぜひご協力をお願いします。



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なぜこのような記事を公開しようかと思ったか。

自分の場合は、家族が宮崎に住んでいるのもあり、

本当の現状を知ってほしいという想いが強かったのが一番の理由です。



メディアでは、限られた情報しか流れません。

いまや鳥インフルエンザの話はあまり聞かなくなりました。

入れ替わりに噴火の情報が多いです。


その前は牛もありました。


実際の状況は、やはりその場にいる人間が一番わかっているし

そういう状況にいる父を通じて、

Webに携わっている私としては、ネットの力で

現状を知ってもらえないかという想いで書きました。


父にも公開は許可を得ています。


なにか感じていただけたでしょうか?



今の宮崎は、将来の明るい宮崎になるために

必要な試練だと思っています。

地元は離れてしまっていますが、私もできる事を考え

実行していきたいと思っています。



長々と読んでいただき、ありがとうございました。

宮崎を元気に、そして日本を元気に。


私の想い、みんなの想いが宮崎にとどきますように。


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