ITpro Challenge!に行ってきた

スピーカーが興味をそそられる方ばかり、かつ、参加申し込みが先着順だったこともあって、「プログラマ以外は申し込むなよな!」みたいな声も聞こえてきたこのイベント、ITpro Challenge!。プログラミングはHello World!が関の山ですが何か?ということで、参加させていただきました。この類のイベントは初参加なので、参加前からかなり楽しみなイベントでした。

細かい話の内容は他の参加者もブログに書かれるでしょうし、動画も公開されるようなので、個人的に印象に残った言葉やらを書き記しておきます。

第一話者 江島健太郎さん How we built Lingr

⇒白シャツで襟がビシッとたってました。このイベントのために、アメリカから一時帰国されたそうです。

  • アメリカで感じたこと⇒広く浅く、でスケールさせるが勝ち
  • 今の世の中、「欠乏状態」が欠乏している(満たされすぎてる)。⇒欠乏を生み出せばよい
  • 早すぎる最適化は諸悪の根源
  • 一つのアイディアに固執するよりも、次のアイディア
  • Chain of Happiness(幸せの連鎖)。自分が幸せじゃないと、他人を幸せにはできないよ。

第二話者 鵜飼文敏さん ハッカーのソフトウェアエンジニアリング

⇒リゾート風なアロハっぽいのシャツにジーンズ。やっぱエンジニアはひげ必須!?

  • ハッカーの仕事は個人or少人数で、かつ、仕事を細分化する
  • Design Document重要。でも、たくさん書かないと分からないような規模のものはダメ。⇒個々の仕事を小さくする努力超重要
  • レビューは作ることと同じくらい重要
  • コンピューターサイエンス重要。何をするのであれ、原理はきちっと知っておくべき。参考:Computer Science Unplugged
  • おもしろい問題設定重要

第三話者 伊藤直也(id:naoya)さん ベンチャー指向プログラマ

⇒Tシャツ姿(鯖缶風のプリント)。スピーチが、『オレオレ』メソッドというか、『俺の話を聞け!』メソッドというか。おもしろかったです。

  • 色々試した結果、技術は本から学べることに気付く⇒とにかく自分でやってみること重要
  • 俺哲学:世界は変わった。手段は変わってない。コードを書かなきゃ世界は変えられない。
  • 人生はハイリスクハイリターン。やりたいことをやりたいなら、それ相応のリスクはとるべき。
  • マネージャーかプログラマー、二者択一ならプログラマーを選ぶ。「これは僕が作った」と言いたいから。

第四話者 戀塚昭彦さん ニコニコ動画の創りかた

⇒カラフルなTシャツにジーンズ姿。ちなみに、ニコニコ市場は「にこにこいちば」と読むそうです。

ライトニングトークスは計13名。ネタ要素満載でしたが、内容もさることながら、皆さんプレゼンがほんとにうまい!後日公開予定の動画で復習しよう。

  • フログラミング 増井 雄一郎氏
  • 開発環境と言語 氏久達博氏
  • 思いやり駆動開発 五十嵐邦明氏
  • ニコニコ市場ができるまで(仮) 溝口浩二氏,木野瀬友人氏
  • 私がApacheモジュールを書く理由「wafful.org」 竹迫良範氏
  • RESTの勝利宣言。私はいかに(勝手に)RESTの広報を行ってきたか(仮) 山本陽平氏


まとめサイト・リンク集
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